好評発売中の伊豆七島・小笠原ガイド
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『まっぷるぽけっと 伊豆七島 小笠原』 昭文社/定価500円
03年度も伊豆七島・小笠原関係はそれなりにガイドブックが登場したのだが、どれもこれまでのシリーズの流れを受けたもので目新しさがなく紹介する気にならなかったのだが、実は素晴らしいガイド本が登場していた! それが昭文社の「まっぷるぽけっと」シリーズだ。本体476円+税の500円。地図がかなり以前作成したものの使いまわしなのだが、値段が値段なので仕方なし。情報はやや薄いが、このガイドブック+各島の観光協会に足を運んでガイド地図等をもらえば、旅行そのものには何の支障もないだろう。それ以上の情報を得たい貴方には、当ホームページを丹念に見ることをオススメします(笑)。2003年2月初版発行
『るるぶ 伊豆諸島・小笠原』 JTB/定価800円
JTBの国内旅行雑誌「るるぶ」の伊豆七島・小笠原改訂版。「東京の島々」といううたい文句が再び復活。しかし三宅島など状況が不明なためか、はたまた他の地区より売り上げがよくないせいか、03〜のような年度をタイトルにつけない形式で発売することとなっている。確かに歴史があまりなく、観光地のように必見なものもない伊豆諸島・小笠原はガイドを持参せずともHPで情報を収集する方が向いているといえる地域であり、今後ガイドブックは、ある意味で従来のような編集方針の転換を迫られるといえよう。伊豆七島・小笠原のガイドブックに未来はあるか。今後に注目である。2003年3月初版発行
『伊豆諸島・小笠原』 実業之日本社/定価1050円
ブルーガイドブックでおなじみ実業之日本社の最新シリーズ。表紙は写真ではなくクジラのイラスト。値段も「るるぶ」を意識して大幅値下げで発売となった。内容的にはそれほどこれまでのシリーズと変わりないが、三宅島の全島避難を受け、この年にガイドブックがでたのはこのシリーズのみということで評価したくなってしまう一品ではある。2002年3月初版発行
過去の伊豆七島・小笠原ガイド
『伊豆七島・小笠原』 JTB/定価700円
JTBポケットガイドの伊豆七島、小笠原ガイド。初版はなんと1979年。ちなみに僕のもっているものは1990年の改訂12版。ポケットサイズで使い勝手はいいが、情報が大島、八丈島がメインで、新島、式根、神津島情報は少なく、青ヶ島、母島にいたっては1ページずつしかない。そのくせ「南の島へ飛び出そう!」なんてキャッチコピーとともに妙なマリンレジャー情報だとか、三宅島のレジャー情報なんてページがあったりするという典型的な一昔前のガイドブック。雨にぬれてもいいように表紙に厚手のビニールカバーがかかっているのもこのころならでは。1979年1月初版発行。1990年4月改訂12版発行
『伊豆七島・小笠原』 JTB/定価930円
JTBポケットガイドの伊豆七島、小笠原ガイド新装版。初版は不明だがおそらく1994年だと思われる。これまでのバランスの悪さは影を潜め全島まんべんなくカラー紹介がなされてる。またカメラマンの腕が良かったのか、写真を精力的に撮り歩く時間があったのか、カラー写真のできもいい。なお詳細には紹介されていないが、このガイドブックで史上初めて御蔵島のイルカウオッチングが「今注目、御蔵島のイルカ」というキャッチコピーとともに紹介されている。1995年5月改訂2版発行
『車で行って 遊んで 泊まる 伊豆七島・小笠原』 昭文社/定価1440円
このタイトルを初めて本屋で見た時は「車で伊豆七島……こんなの買うやついる?」と思ったものだが、この本は未だに古本屋でよく見るから、発売当時はそれなりに売れたようだ。それもそのはずで、この本はドライブで島を回ることを基本にしてるから、大きな道路地図を島ごとに作成していて、地図が非常に充実してる。大島裏砂漠、利島、御蔵島、青ヶ島は特に充実してるから、伊豆七島好きなら、古本屋で買って損はない。島の写真はバブル期のガイドブックにありがちな女の子モデルを使ってハイッポーズって感じのものが多いのだが、このガイドブックは何を勘違いしたのか、青ヶ島までモデルの女の子が写真に納まってる。おまけに新島では地域休養施設で地元のオバちゃんたちと写真に納まってるのだが、オバちゃんは豪快に胸をだしてます(^^;
『伊豆七島 小笠原』 実業之日本社/定価800円
実業之日本社のブルーガイドパックシリーズの伊豆七島、小笠原ガイド。ブルーガイドシリーズというと、地図が大雑把なものが多いのだが、この本もご多分に漏れず全体地図が非常にしょぼい。だが、このガイドブックは、伊豆七島ガイドでは唯一、新島、式根、神津編で街の中心部の地図をのせ、島の宿を丹念に書き入れた実績のあるガイドブックである。そういう意味では意義あるガイドだ。だが意義のある部分はここまで。ガイドブックとしては情報が散漫で大雑把すぎる。特に巻末にはオススメ旅程表や旅の思い出を記す空白ページがあったりして、とにかく無駄なページが多すぎる。この部分を情報にしていれば、と思うと、やや残念な仕上がりだ。1992年発行
『伊豆七島・小笠原』 実業之日本社/定価1260円
90年代半ばになると、「るるぶ」の攻勢はますます激しくなり老舗ガイドブック出版社はのきなみ守勢を強いられることとなる。そんな中でブルーガイドシリーズも大幅な改訂を余儀なくされた。版形をやや大きめに変え、伝統の左見開きから右見開きの本へと移行。そのかいあってか、デザイン、内容ともに充実を感じさせるガイドブックとなり、結果、ブルーガイドシリーズは「るるぶ」に次いで国内ガイドシェア上位の地位を確立することとなる。伊豆七島・小笠原もデザインや取材を丁寧にして作り上げたゆえか、お値段1260円とやや高いが、読み物などが「るるぶ」より充実しており、情報オンリーでないガイドを求める人にはいいかも。1997年8月発行。なお2002年4月に改訂版が発売されたが、三宅島情報を大きく割愛したため物足りない改訂版になっている。
『伊豆七島・小笠原』 弘済出版社/定価780円
実業之日本社とともに国内ガイドの老舗である弘済出版社(現・交通新聞社)のガイドブック「ニューガイドTOP」。もっているのは93年版だがすでに改訂10版なので、初版発売年は80年代初頭と思われる。93年版もまだ「るるぶ」の脅威はなかったのかビニールカバーのかかった一昔前のガイドブックのような装丁です。なんたって表紙の絵が林静一のイラストというのがすごすぎる。情報もあまり改訂されてないせいか1979年に発見された八丈風穴の情報や「ザ・流人ストーリーズ」と名づけられた勘違いコラムものっていたりする。もっともこれはこれで貴重かもしれないが。1993年4月発行。
『伊豆七島・小笠原』 弘済出版社/定価1143円
弘済出版社(現・交通新聞社)のガイドブック「ニューガイドTOP」は1997年に「ニューガイド私の日本」と名を変え大幅改訂されている。地図は前シリーズのものを使いまわしているが、写真・記事とも全面改訂。また読み物の要素もある囲みのコラムを随所に配置するなど編集者とデザイナーの努力の跡が垣間見える力作だ。巻末の「私の日本発見ガイド」という4Pの特集企画では「古い絵ハガキに見る島のミニヒストリー」と題して大正末期から昭和初期の伊豆七島・小笠原の絵ハガキを紹介。たぶん国内の他の地域でも展開された企画なのでオリジナリティがあるとまではいかないが、なかなか珍しい企画で読む人を楽しませてくれる。改訂1版1997年4月発行。
『東京の島 るるぶ 伊豆諸島・小笠原』 JTB/定価730円
1990年代に入ると時代遅れ気味のガイドブック業界に画期的なガイドブックが登場する。それがJTBの国内旅行雑誌「るるぶ」のガイドブックシリーズだ。ポケットサイズが主流のガイドブックに雑誌型の中とじ方式の変形サイズを採用するなど、大胆な手法で、その後のガイドブック人気の座を不動のものとした。伊豆七島・小笠原版は1994年夏に初登場。斬新なイメージを強調するためか、「伊豆七島・小笠原」ではなく「東京の島」と、伊豆七島が東京から船で行く島であることを強調したタイトルとなっている。もっともさすがにこのタイトルは評判がイマイチだったのだろう。改訂版では伊豆七島・小笠原とタイトルが変更されている。1994年7月発行
『るるぶ 伊豆諸島・小笠原1999〜2000』 JTB/定価850円
JTBの国内旅行雑誌「るるぶ」の伊豆七島・小笠原改訂版。「東京の島」といううたい文句はなくなりパッと見てわかりやすいガイドブックに変更している。内容も前作では「島の名物人紹介」や「魚と鳥ミニ図鑑」、スキューバ写真だけのページなど、ガイドとも読み物ともいえないどっちつかずのようなページがあったのだが、改訂版は洗練された内容になっている。なおこのガイドは「1999〜2000」とサブタイトルをつけ、01年に改訂版を出すことを匂わせていたわけだが、2000年三宅島噴火で伊豆七島観光が期待できないとみるや、01年、02年と、たちまち改訂版を出すことをやめている。日本の魅力を紹介し、文化を育くむことを考えるのが出版社の使命というのなら、こういうときこそキチンとした形で風評被害を一掃するものを発売してほしかったと思うのは僕だけではないだろう。
『航空写真で見る伊豆七島の海釣り(上)』 日本テレビ刊/定価3800円
伊豆七島の磯釣りポイントを航空写真で解説した磯釣りポイント写真集。伊豆七島のあらゆる部分が網羅されていて、ほとんど伊豆七島空撮写真集といってもいい出来栄えで、磯釣りに興味のない人がもっていても重宝する。実際かなり売れたようで、昭和60年に上下巻で発売された数年後、一冊にまとめられ、さらにその後、釣対象魚別に6冊に分かれたコンパクト版まで発売されている(ちなみに筆者はそのうち半分を所有)。上巻は大島〜式根島までが収録されている。
『航空写真で見る伊豆七島の海釣り(下)』 日本テレビ刊/定価3800円
伊豆七島の磯釣りポイントを航空写真で解説した磯釣りポイント写真集。もう20年近くも前の本なのだが、伊豆七島のあらゆる部分が網羅されているせいか、伊豆七島の民宿などにもよく置いてあるのをみかける。航空写真をそのままのせているので相当精度は高いと思われるが、磯マニアの人に言わせると「けっこう示されてる方角には間違いが多い」とか(笑)。下巻は、神津島〜青ヶ島までを収録。
『伊豆七島・小笠原の魚たち』 日本テレビ刊/定価3000円
伊豆七島・小笠原に生息する魚をカラー写真で紹介したフォトアルバム。実は「伊豆・房総の魚たち」などのシリーズの中の一冊だ。伊豆諸島、小笠原周辺だけでなく、豆南諸島、硫黄列島周辺まで詳しく紹介されているというこれまた当時としては画期的な水中写真集。単なる写真集の域を超え、伊豆諸島、小笠原周辺のダイビングの案内書にもなっているのが素晴らしい。海釣りシリーズでもそうだったが、なぜ80年代半ばのこの時期に日本テレビからこの手の書籍が多数出版されたのはおそらく担当ディレクターかその周辺にかなりの釣りキチが潜んでいたのであろう。1985年11月刊
『クワガタムシ・カブトムシ 採集しよう 飼育しよう』 毎日新聞社/定価857円
伊豆七島は離島独自の進化を遂げた別種、亜種という生きものがいることでも知られている。そんな亜種で人気なのがクワガタだ。オオクワガタに代表されるようにマニアが多い世界として知られるクワガタの世界を紹介したのがこの本。採集記には伊豆諸島でのクワガタ採集記事が収録されている。
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