オンライン書店 ビジネス書のバイブル 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ 

経営のプロ養成講座 「目指せ乱世のリーダ」

「私には権限が無い」と思うことは大きな誤りです。各階層で出来ることを積み重ねることで、会社は変わります。リーダシップはどのようにして身につくのか?その神髄を学びます。
 

二 乱世のリーダになる資格は?

乱世とは旧来の秩序が大きく崩れ、新しい秩序が確立されていない混沌の時代ですから、乱世のリーダとなる資格の第一は「世の中が何を求めているか」を的確につかむ能力がなくてはなりません。皆さんは「それは良くわかっているが、どうすれば世の中の求めることをつかむことが出来るのだろうか」とおっしゃることでしょう。

ズバリ答えます。「人の心を知る」能力をまず磨くことです。人の心を知ることが出来れば、当然世の中が何を求めているかわかります。しかしながら、せっかく世の中が何を求めているかを知っても、その要求に応えることの出来る能力がなければなりません。従ってその次には「人の心をつかむ」能力の育成が必要となって来ます。

ではどのようにすれば良いのか?答えは実に簡単です。「二十四時間、人に興味を持つ」ことです。

乱世のリーダになる第一歩は人に興味を持つことから始まります。しかし興味を持つことは始まりにすぎず、興味を持つだけでは乱世のリーダにはなれません。受け手のあなたに、敏感に反応する柔らかな頭があるかどうかが問題です。あなた自身が過去の価値観にドップリと浸かってしまい、既成概念という色眼鏡で物事を判断すると、せっかく人の心を知ったとしても、大切な情報は色眼鏡を通過する時に消えてしまいます。既成概念という色眼鏡を完全にはずして、赤子のような柔らかい、白紙の頭で物事の本質を見抜く力を持たねばなりません。

歴史に名を残すような人物は本能的にそのような能力を備えていますが、ある程度訓練すれば、誰でも一応のレベルまでは到達できるものです。そのためにまず「二十四時間人に興味を持つ」事から始めて下さい。
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