オンライン書店 ビジネス書のバイブル 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ 
手に取るようにわかる「経済危機」と「構造改革」のつぼ

官僚支配からの脱出でニッポン再建

高度成長期の若い日本から少子高齢化の老齢化日本へと激しく移り変わっています。若い日本から老齢化日本への徹底した構造改革をしなければ日本は破綻してしまいます。千兆円をこす借金大国日本を一刻も早く再建しなければなりません。
そのためには何としても官僚支配から脱出し、政官業の癒着で既得権益を死守する勢力から日本を解き放つことで新しい日本の再建に邁進です。
 

九 何とかせねばニッポン

財政的には破綻状態、そして今後、少子高齢化でますます財政を圧迫することが目に見えていますが、その地獄絵を直視しようとしないで、いままでの延長線上に立って既得権益を死守しようとする政治家と官僚。そして親方日の丸の労働貴族と悩みの種はつきません。

本当に何とかしないといけない時期に来ています。そこで必要なことは私たち国民の一人一人が問題を明確に認識して大きな声をあげることです。

どのようにすれば良いのか?それは福祉に重点を置いた小さな政府を作ることです。

そのためには「民間で出来ることは民間で」「地方で出来ることは地方で」との小泉スローガンを何としても徹底しなければなりません。そして年金・医療・介護などの福祉に全力投球することです。日本の人口構成が大幅に変わってきていますので、少子高齢化に適した制度に変えて行かなければ混乱が増すだけです。

そしてどうしようもなくなって消費税をはじめとする大幅減税が実現する前に、官僚による税金や公金のムダ使いを徹底的に止めてもらうことです。中央も地方も「官僚の世界」すなわち行政の効率化のために大幅なリストラを進めなければなりません。

その前提として国と地方の役割も大幅に変更しなければなりません。地方を十程度の地域にわけて実質的な独立国家のようにして、税金も地方で徴収し、その中から連邦政府としての位置づけの中央政府に上納する形式を取るべきです。

そして中央政府は「外交、軍事、教育」などの極めて限られた分野に特化して活動をすべきだと思います。そして私たち国民も、地域格差を容認し、そのかわり地域間の移動の自由を確保すれば良いと思います。

本書での提案をたたき台として私たちの間で活発な議論が巻き起こるようになりたいものです。
 
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