オンライン書店 ビジネス書のバイブル 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ重役応援団 「重役は裸の王様」「業績不振の原因は経営陣にあり」 経営革新の第一歩を風土改革から始めます。 過剰な内部管理から社員を解き放ち、全員がお客様へ目を向けることが経営再建の原点です。
経営再建のキーワード 顧客第一! 企業は人なり! 人の心を知る強いリーダ! 創業者に学べ!
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四 社員の目は社内にばかり向いているそれではあなたの会社に目を向けて見ましょう。 重役の皆さんに質問です。あなたの会社では従業員の目が本当に顧客を向いていますか? 正直に皆さんの胸に問い合わせて下さい。企業規模が大きくなればなるほど社員の関心は「外(顧客)より内(社内)」「下(部下、同僚)より上(上司)」に向いています。 皆さんが大活躍された高度成長期には努力すればそれだけ成果が上がり、多くの社員がガムシャラに働いて今日の日本を築きました。明らかに目は顧客を向いていたのです。そして顧客からの確かな反応に勇気づけられ「モーレツ社員」は無我夢中で日本経済をここまで発展させてきました。その「モーレツ社員」こそが「重役のあなた」なのです。 ところが世界各国の企業が日本の力を認識し、日本の良いところを吸収して日本の特徴である「良い品質の品物を日本より圧倒的に安く」世界中に送り出すに至って状況は変わって来ました。ゴルフで言えば日本はハンデがすでにシングルとなり容易に勝てなくなってきた訳です。 さてどうすべきか? 優秀なリーダ(重役さんあなたのことです)は優秀であるほど第一線に出て陣頭指揮をするようになります。(現在の重役さんたちは高度成長期の日本を自らの力で切り開いてきた実力者ですから部下のやることは見ていられないほど幼稚だし、また部下はあなたには歯が立ちません) 部下には細かく戦術の一つ一つを指示します。そのうち部下は自分自身で考えることを止めてしまい、常にあなたを見てあなたの指示を待つことに専念するでしょう。そしてあなたの何気ない一言に振り回されることになります。 これを私は「内部管理過剰型経営」と呼びます。必然的に社員の目は「外(顧客)よりは内(社内)」「下(同僚・部下)よりは上(上司)」を見て仕事をするようになります。顧客との距離はドンドン離れて行くばかりです。まず原点に帰って、ご自身の職場を総点検しなければなりません。 「顧客の満足が全てに優先する」ことを今一度全社員と共有しなければなりません。ここから改革のスタートです。 |