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経営のプロ養成講座 「目指せ乱世のリーダ」

「私には権限が無い」と思うことは大きな誤りです。各階層で出来ることを積み重ねることで、会社は変わります。リーダシップはどのようにして身につくのか?その神髄を学びます。
 

はじめに

藤原雄一郎の経営最前線シリーズ、経営のプロ養成講座「目指せ経営トップ」が大変な好評を頂いております。激変する世の中に対応するためには、欧米の会社と同じく、若い世代から経営のプロを養成・選抜する機運が高まってきた証拠だと心強く思っています。

そこでご要望に応え経営のプロ養成を目的として「目指せ乱世のリーダ」をこのたび新しく発刊することになりました。現在を明治維新、第二次世界大戦に匹敵する乱世ととらえ、従来の価値観が音を立てて崩壊する中で、世の中の大変化にどのように追随して強いリーダシップを確立して行くかを重点に書き下ろしました。

日本には欧米と異なった日本独自の思考方法とか企業風土があります。企業内部で長年培った経験をもとに、日本の企業風土を熟知した藤原雄一郎が、欧米の経営書とは違った鋭い切り口で「乱世の現在、どのように対応すべきか」に迫ります。

経営トップを目指す若い人たちに希望とやる気を起こさせる、経営のプロ養成講座「目指せ乱世のリーダ」を心を込めて贈ります。

「経営トップを目指す」若い皆さんの自己啓発として、あるいは企業での経営塾の教科書として是非ご活用下さい。

目次

まえがき

第一章 目指せ乱世のリーダ
日本経済に一番必要なものは強いリーダシップです。現在の経営トップにはリーダとしての資質に大きな疑問符がつけられています。乱世の今こそ若いあなたが強いリーダシップを発揮して頭角を現す絶好のチャンスです。

一 乱世とは
二 乱世のリーダになる資格は?
三 「面子」と「こだわり」は大敵
四 修羅場で勝負せよ
五 心に余裕を
六 理屈はわかった しかし私には権限がない
七 まとめ


第二章 危機感無き危機
誰もが危機であると認識しながら、自分の属する組織だけは大丈夫と思っています。また経営陣は降りかかる火の粉を払うのに精一杯で目が曇っている一方で、若いあなたには膨大なムリ・ムダが良く見えています。今こそ乱世のリーダを目指すあなたが立ち上がる時です。

一 危機感無き危機
二 衰退する組織では、内部にばかり目が向いている
三 危機感なき組織にはショック療法で対応
四 危機感のからまわり:いま忙しい、不在だと言っておけ
五 お客様の要求を聞きました。そして失敗しました
六 抵抗の大きな改革こそ真っ先に
七 時代の変化に対する明確な認識を
八 経営陣はあてにならない
九 まとめ


第三章 決起せよ 権限を持たない人たちへ
会社の業務の大部分は課長以下の人々で行われています。「権限がないから改革は出来ない」との声を良く聞きますが、それは逃げ口上です。経営陣があてにならない現状では、権限を持たない人たちが決起して革命を起こすことは十分に可能です。さあ決起しましょう。明るい未来はあなた自身の手の中にあります。


一 権限を持つ部長でないと出来ません
二 朝ほんの少し早く出勤して下さい
三 心ある者あつまれ
四 少しばかり余計に働こう
五 アイ(私)で聞き、アイ(愛)で語れ
六 問題を出させてカイゼンへ
七 まとめ


第四章 強いリーダに学ぶ
誰もが認める強いリーダからリーダーシップの実際を学びます。豊富な実例と考え方のエッセンスが詰まっています。

一 強いリーダに学ぶ
二 何より大切なのは決断と実行
三 現場を知らずして戦うことは出来ない
四 聞きっぱなしではかえって不信を招く
五 クロス・ファンクショナル・チーム活動を永遠に
六 私の部下には社長の電子メールを届けさせない
七 全体最適の視点を
八 「本業で勝つ苦しさ」から逃げてはいけない
九 実行こそ魔法の杖
十 部下は上司の評価で良い点がつく行動をとる
十一 誰もが理解できる明確な戦略・目標と達成の評価基準を
十二 隠蔽体質の追放は経営トップの信念次第
十三 成功体験は最大の抵抗勢力
十四 聖域を恐れず断固たる実行を
十五 まとめ


第五章 人に興味を持とう
乱世のリーダは人の心を読み、人の心をつかむことの出来る人でなくてはなりません。ところが人間は感情の動物といわれ、一筋縄では人の心は読めません。本章では人について学びます。

一 人に興味を持とう
二 余人を持って替えがたい人材を切る
三 生き字引の弊害
四 社内評論家が増えたら組織は危ない
五 破壊と創造を戦国時代に学ぶ
六 感情を大切に
七 言葉で同意していても、内容は正反対
八 逆上すると本音がポロリ
九 まとめ


第六章 視野を広く
乱世のリーダも総仕上げが近づいて来ました。これからは視野をドンドン広げましょう。視野を広げるということは、情報の真贋を即座につかみ、真実の情報に基づいてグランドデザインを描く能力がそなわったことを意味します。

一 視野を広く
二 声なき声を顕在化させましょう
三 「牢名主」を排除せよ
四 芸術にまで高めたヒューマン・マネージメント
五 人との出会いを大切に
六 良い物を見て自分自身を磨きましょう
七 まとめ


第七章 世の中を見据える
冷戦終了にともなう日本経済の敗北は、第二次世界大戦における日本軍の敗北と酷似したところがあります。名著「失敗の本質 日本軍の組織的研究」から日本経済における失敗の本質を学びます。

一 デフレはもうとまらない
二 「大量生産・大量販売」から機動性のあるピンポイント対応へ
三 変化に対応するには組織を不均衡状態に置かねばならない
四 今も昔も日本人は日本人
五 ピンポイント攻撃には情報と戦略の重視はかかせない
六 絶頂期にこそ破壊と創造
七 まとめ


第八章 贈る言葉
格段に高いレベルに到達した、乱世のリーダを目指すあなたへ、藤原雄一郎の経営最前線シリーズの中から「これだけは心に銘記して欲しい」事柄を抜粋して贈る言葉と致します。

一 喧嘩をするほどの活発な議論を
二 評価は人がするものであって自分がするものではない
三 人が皆、偉く見ゆる時、自分は進歩している
四 無意識の責任回避
五 ナゼナゼ五回
六 企業経営には理念が必要
七 贈る言葉