経済危機と構造改革のツボ
 藤原雄一郎のクルーズワールド

関西経営コンサルタントの雄 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ ビジネスノウハウ満載

第七章  新しい日本の設計図は私たちが描く

問題山積の日本を変えて行くには私たちが大きな声をあげなければなりません。これからの日本は官僚支配から脱却し、少子高齢化の人口構成に適した小さな政府を創りあげることが急務です。新しい日本の設計図を一緒に描こうではありませんか。

072 新しい日本にむけて発進

本章では主に高齢化社会にむけて日本国の破壊と創造について述べて来ました。世の中はめまぐるしく変化しています。明治維新から五十年で第二次世界大戦の敗戦を迎え、世の中は根底から変わってしまいました。若い日本人によるゼロからのスタートで世界第二の経済大国まで成長しました。

しかし既に戦後五十年を経過して世界は大きく変わりました。日本を敵国とする国連の中でその財政を支えているのは日本です。そして敗戦によりアメリカ占領軍によって指導された憲法や教育基本法はすでに時代の趨勢に合わなくなっています。

このような国の一番大切な例えば憲法が、イラクへの自衛隊派遣に見るごとく、なし崩し的にその基本精神からはずれ誰の目にも憲法違反ではないかという疑念が持たれている現状は良いことではありません。このようなことが続けば「法律は守らなければならない」という大切な精神でさえ失われ「要領の良い人間は法律でさえ解釈によって抜け道を見つけて自分の利益に供している」という認識が広がってきます。そして最低限の倫理観でさえ、それを守っている人は「正直者はバカを見る」という風潮が蔓延するのは誠に嘆かわしいことです。

このさい

1.次なる五十年に耐えることが出来る憲法と教育基本法を改正し新しい日本のビジョンを再構築する

2.既得権益を守り抵抗勢力となって新しい時代への対応に障害となっている官僚機構を徹底的に破壊する

3.高齢化社会に適合する新しい持続可能な制度の確立を成し遂げる

の三つを提唱します。そしてそれを可能にするために、日本を十程度に分割する道州制を導入し、徴税権を地方が持つ完全な地方分権のもと小さな政府による福祉重視の社会の構築にむけて日本は発進すべきだと思います。


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