経済危機と構造改革のツボ
 藤原雄一郎のクルーズワールド

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第五章 年金制度はすでに破綻している

あなた自身の「定年後の生活設計」を真剣に考えて厳しい現実と直面することから年金問題を論じる必要があります。少子高齢化社会が定着し、現役世代が年金世代の面倒を見る方式は完全に破綻しています。またこの方式は年金官僚のムダ使いを許して来ました。もう時間的猶予はありません。少子高齢化時代に適応する新しい制度の確立が急務です。

051 定年後の生活を真剣に考えよう

年金問題の深刻さが十分理解頂けたと思います。現在の年金制度は少子高齢化の時代にはもはや適応出来ないことは明白です。そして老後の生活に年金は必要不可欠のものであることも間違いの無い事実です。

私たちがしなければならないことは、若い間から老後の生活に対して関心を持つことです。そして絶えず老後生活の試算を繰り返し、対策を練ることです。一度次のような検討をすることを勧めます。

1.現在の生活費を把握しましょう。そして教育費や住宅ローンなど若い時代に特有な支出と基本的な支出を明快に把握する必要があります。

2.老後の年金は毎月二十万円程度だと考えて持ち家にするか賃貸にするかを考えなければなりません。持ち家といえどもマンションの管理費や戸建ての修繕費なども把握しておく必要があります。

3.年金だけでは老後の生活に不安があります。不足分を貯金に頼るか、海外移住まで考えるか絶えず頭の体操をしましょう。

4.海外移住も視野に入れ、語学研修もしておくことは賢明です。

若い人ならば両親の生活が参考になります。両親の世代はまだまだ恵まれていますから、さらに厳しく見つめることが必要です。このように現実を見つめると年金問題がより身近なものとなり、お役人や無責任な政治家がムダ使いで公金を浪費することに対してより一層の怒りが込みあげて来ます。

この怒りを選挙の時に最大限に爆発させるべきだと思います。政治への無関心は自らの首を絞める行為であると認識してください。


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