経済危機と構造改革のツボ
 藤原雄一郎のクルーズワールド

関西経営コンサルタントの雄 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ ビジネスノウハウ満載

第三章 後世に語り継がなくては「官僚の無駄使い」

財政破綻をきたした元凶は既得権益を死守し、地元利益誘導のために跋扈する族議員と称する政治家です。そして背後では官僚が筋書きを書いています。筋書きを書くだけでなく官僚は税金や年金などの公費をムダ使いして財政破綻の一翼を担っています。このような実例を後世にまで語り継がなければなりません。本章にはそのムダ使いの数々を記します。

031 役人の公金ムダ使いこそ真っ先に改革を

皆さんはここまで読み進まれてどのように思いますか。「良くもまあこれだけ非効率に私たちの税金や年金さらには郵貯・簡保のお金が使われているものだ」と怒りが込みあげて来ませんか。

医療や年金問題は遠からず破綻します。そして千兆円を超える国と地方自治体の借金は返済不能です。このような大きな問題に直面するとき、消費税をはじめとする増税はさけられません。特に年金などの福祉に対してたとえば消費税を目的税として充当するなら、多少の消費税増税もやむをえないとの雰囲気が私たち国民の間に次第に広がっています。

しかし仮に増税をしたとしても現在の官僚による行政の放漫経営を許していたのでは私たちは浮かばれません。今さら官僚に効率的にお金を使えと言っても効率化の手法を知りません。一番有効な道は官僚から仕事を取り上げることです。

小泉首相のスローガンである「民で出来ることは民で」「地方で出来ることは地方で」を何としても実現しなければなりません。そのためには私たちも少し不況になったからと言って「景気対策に財政出動を」などと叫ばないことです。また「同じ日本人でありながら住む場所で行政サービスが違うのはけしからん」などと言わないことです。

行政は国も地方も出来るだけ小さくしてこれ以上の財政悪化をさせないように私たち国民の一人一人がお役人のムダ使いを監視しなければなりません。


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