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第三章 後世に語り継がなくては「官僚の無駄使い」
財政破綻をきたした元凶は既得権益を死守し、地元利益誘導のために跋扈する族議員と称する政治家です。そして背後では官僚が筋書きを書いています。筋書きを書くだけでなく官僚は税金や年金などの公費をムダ使いして財政破綻の一翼を担っています。このような実例を後世にまで語り継がなければなりません。本章にはそのムダ使いの数々を記します。
025 税金の無駄使いの異常な上昇 会計検査院報告
税金の使い方に対するお目付役、それが会計検査院です。税金のムダ使いを徹底的に調べ上げた結果が会計検査院報告として毎年公開されています。その数値が二十一世紀に入って急上昇しています。
2000年度 二百十億円 2001年度 二百四十三億円 2002年度 四百億円 2003年度 四百三十億と驚異的なムダ使いの伸び率です。
2003年度について内容を見るとやはり大口は厚生労働省百六十億円で断然トップです。続いて農林水産省の約百億円、総務省の約六十億円、文部科学省の三十億円と続きます。
また具体的数字はつかめないけれど不適当な支出があると思われる背景金額では国土交通省が一千億円と圧倒的な数字ですが、現実に指摘出来たのは三億円にしかなりません。このように数字をあげて行くと、利権の臭いがふんぷんとするお役所に行き当たります。
この中には社会保険庁の課長が逮捕されたことで有名になった社会保険庁の金銭登録機にかかわる不適切な発注作業なども含まれています。その他にも不正経理や管理不在の不適切なムダ使いのオンパレードです。
問題は最近その数値が倍増しているという事実です。一旦明るみに出たら、面子を重んじる官僚はしばらくの間は不必要にまで襟を正す習慣を持っていたのに、その伝統まで失われてしまったのかと誠に嘆かわしく思う次第です。
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