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第一章 なぜ構造改革が進まないのか
高度成長期の若い日本から少子高齢化の老齢化日本へと激しく移り変わっています。若い日本から老齢化日本への徹底した構造改革をしなければ日本は破綻してしまいます。なぜ構造改革が必要なのか。どうして構造改革が進まないのか。一緒に考えましょう。
001 まえがき
国と地方の借金は七百兆円を超過し、郵貯・簡保・年金資金などの借金を加えると千兆円にも達する巨額の借金をかかえています。その一方で厚労省や社会保険庁では不祥事や公金のムダ使いの事例にことかきません。
さらに厚労省の役人が「今後百年は大丈夫」と胸を張った年金制度は、その根底から揺さぶられています。年金に加えて、医療や介護の分野でも費用は増加の一途をたどっています。日本の年齢構成が高度成長期とは完全に異なる少子高齢化社会が到来しているにもかかわらず、福祉をはじめとする制度改革には全く手がつけられていません。
元経済企画庁長官の堺屋太一氏は「平成官僚は日本を滅ぼす」と激しく官僚を非難しています。堺屋太一氏はまた「明治維新は武士支配からの脱却、戦後は軍人支配からの脱却で日本はめざましい発展を遂げた。今こそ官僚支配から脱却するべき時が来た」と主張しています。
長く続いた日本経済の「失われた十年」もなんとか自力更生で立ち直りつつある時、一日も早い官僚支配からの脱却をはからなくてはなりません。政・官・業の癒着による既得権益死守の体制を打ち破り、新しい日本の設計図をいまこそ描かなければなりません。
本書では大胆なたたき台を提唱し、皆様とともに日本沈没から脱出する方法を考えたいと思います。
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