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重役応援団 「重役は裸の王様」
第八章 強いリーダシップで改革実行
「重役のあなた」は実情が良く理解できたと思います。早速改革を実施しなければなりませんが、すでに改革に乗り出して成功している企業が続出しています。そのヒントは「大艦巨砲主義から、軽装備で機動性のある柔軟な組織へ」と「部分最適から全体最適へ」の二つです。今こそ「重役のあなた」がご自身の創意工夫で強いリーダシップのもと、改革を実行しなければなりません。
066 不正をしなくても良い職場を
「重役のあなた」を筆頭に組織の全員が創業の精神に戻りましょう。そうすれば不正が起こるはずもありません。
まず何はさておいても「顧客第一の信念」に立ち戻ることです。お客様が何を求めているのか、全身全霊をあげてお客様の言葉に耳を傾けましょう。
次に組織の上下左右の風通しを良くしましょう。そのためには情報の公開と情報の共有化です。組織の内部でもお客様との間でも、喧嘩寸前の激しい議論をして、少しでもお客様と組織のために良いことを見つけ出しましょう。悩みを個人のものとせず、組織全体として捉え組織の総力を挙げて問題解決をすることです。そうすれば「隠し事のない明るい職場」が実現出来ます。これが「不正をしなくても良い職場」を実現する最も重要な項目です。
銀行に対して私たちが感じている「社内の常識は社会の非常識」とならないように、全ての価値観を「上司がどのように思っているか」ではなくて「お客様がどのように思われているか」に集中しましょう。また内向きの考え方と内部管理に莫大なエネルギーを消費することから社員を解放しなければなりません。
そして最後に組織の全員が日産のゴーン社長流のコミットメント「達成されなければ具体的な責任を取る目標」を明確に意識し、成果に対して正当な評価がなされる透明な職場環境を確立しなければなりません。
このようにすればもうあなたの組織は不祥事とは無縁の職場となります。そんなに難しいことではありません。要するに実行することです。
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