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重役応援団 「重役は裸の王様」
第五章 管理部門の総点検と意識改革
日本が世界有数の経済大国になる過程で、官僚機構は大活躍しました。しかし今、経済企画庁長官を務めた堺屋太一氏は「平成官僚は日本を滅ぼす」として官僚支配からの脱却を叫んでいます。企業における官僚機構は管理部門です。
企業の成長を支えた官僚機構である管理部門が時代の変革に際して改革の阻害要因になっていないか、管理部門の総点検が必要です。
041 高度成長の推進役 官僚機構と管理部門
日本経済の高度成長は「大量生産・大量販売」の成功によってもたらされました。その成長の陰で、官僚機構が規格大量生産時代に最も適した社会的仕組みをデザインし、創りあげ、それが日本経済「繁栄の十年」に結びついたことは疑う余地はありません。
しかし高度成長期の規格大量生産時代はとっくに終わっているにもかかわらず、相変わらず官僚が何もかも決めようとします。何事も市場原理に従えば合理的に出来上がるのに、いま官僚のやっている仕事の大半は、市場原理を妨げ、コストを上昇させ、本来自由競争であるべき医療・教育・農業等の分野への参入障壁をガンとして撤廃しようとしません。小泉首相の言うように「民を信じて、民にまかせる」時代なのです。
堺屋太一氏は「明治維新が偉大なのは武士の文化を追放したこと。戦後改革は軍人文化を追放したこと。今度は官僚文化を追放しないと日本の将来は無い」とまで言い切っています。
企業での官僚機構は管理部門です。堺屋太一氏が言っているようなことが企業の管理部門にも当てはまるか管理部門の総点検が必要です。
総点検にあたっては「重役のあなた」が管理部門に何を要求するのか、まずきっちりした考え方をあなた自身の頭の中で明確にしなければなりません。そこで管理部門に対する私の考え方をこれから明確にして行きたいと思います。あなたの会社に関してはあなた自身が自分の目で確認して、一日も早く管理部門に対する改革を大胆に実施して下さい。
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