重役応援団 「重役は裸の王様」第四章 乱世のリーダは人の心を読める人乱世のリーダは「世の中が何を求めているか」を読める人です。そして「世の中」は人で成り立っています。結局「人の心を読める人」が乱世のリーダなのです。 「企業は人なり」を深く心に刻んで、経営の大切な基本である「人の心」について学びます。025 人は城 人は石垣企業が存立するために最も大切な要素が二つあります。 第一はお客様です。顧客あってこその企業であって、顧客の要望に答えられなくなった企業には存在価値がありません。ところが日本経済の「失われた十年」の間、この最も大切な視点が失われ、各企業とも苦しむことになりました。すでに何度も述べましたように、社員の目は「外(顧客)よりも内(社内)」「下(部下・同僚)よりも上(上司)」に向いています。ここで創業の精神に立ち戻り、すべての社員の目を大切なお客様に向けなければなりません。 第二は言うまでも無く「人」です。企業を運営しているのは「人」なのです。特に最前線で日夜戦っている人々の心を大切にしなければ企業として成果をあげることは出来ません。最前線と「重役のあなた」の間に血の通った交流がどうしても必要です。本章では「裸の王様」からの脱却を目指して「人」にスポットをあてて、お話をして行こうと思います。 ますます厳しくなる経済情勢に経営陣の一員としてあなたがどのような舵取りをしようかと途方にくれた時には、企業にとって最も大切な二つの要素「お客様の心」と「社員の心」に耳目を集中して、彼らが何を望み、どのように行動しようとしているかを見極めれば、必ず窮状から脱出できることを信じて下さい。 昔の人は良いことを言っています。まさに「人は城、人は石垣」なのです。 |
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