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重役応援団 「重役は裸の王様」
第三章 社員の目は「外(顧客)より内(社内)」に向いている
「重役のあなた」はまだ心の中で「私だけは裸の王様ではない」と密かに思っていませんか。あなたの職場で起こっている具体的な事例をいくつかご紹介しましょう。
020 社内報で「重役のあなた」に敬語が使われていませんか?
さてあなたの会社のチェックです。もっとも簡単なことから始めましょう。私の娘が一部上場の大企業に就職しました。今まで親の言うことに耳を傾けなかったのが、電話での会話の中で会社の話をするようになり、私の言うことに若干ではありますが反応するようになりました。ある時、社内報に掲載している私の言葉が、娘に多少とも参考になればと、一部送付しました。娘からは私の記述に対するコメントは全く無くて「社内報読みました。お父さんに対して敬語が使われていますネ。社内の人に敬語と言うのが奇異に感じました。会社にはそれぞれ歴史と伝統があり社風にも違いがあることがわかりました」との感想を電子メールで貰いました。
私自身全く気がつかなかった点を指摘されて大いに驚き翌朝早速、担当責任者に検討を命じました。その結果「よその事業所も調査しましたが大体私たちと同じく役員には敬語が使われています。そこで今後は本社の常務以上には敬語使用、事業所の人間に対しては(取締役である)所長であろうとも敬語使用廃止と致したく」とのことでした。
結局その担当責任者のしたことは社内横並び精神でまず社内の調査をします、そして社外は全く調査することも無く「今後社長をはじめ社内の人間に対する敬語使用は一切廃止致したく・・・」とはならなかったのです。
無意識のうちに「外(顧客)より内(社内)」「下(部下・同僚)より上(上司)」の精神がこのような形で自分自身の遺伝子に既に叩き込まれていますので、社長の許可もなく従来の慣習を変更することが出来ませんでした。
この場合あなたならどうしますか?敬語廃止に踏み切ることが出来ますか。
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