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この一冊で企業がよみがえる
第四章 まず徹底した意識改革から
「企業が蘇る」ために欠かせないのが徹底した意識改革です。組織の大部分を占める「権限のない社員」が火と燃えて立ち上がれば、風土は一変します。「意識改革なくして企業再生なし」と言い切っても間違いではありません。多くの業績不振企業は意識改革が出来ずに敗れ去っています。
036 意識改革なくして企業の再生なし
さて皆さん意識改革の重要性とどのようにしたら意識改革が出来るかについて理解が進みましたでしょうか。ほとんどの皆さんが時代の変化を敏感に感じ取り意識改革の必要性をいやと言うほど感じていると思います。今一度皆さんに次のことを問いただしたいと思います。
「自分は意識改革の必要性を感じているのにどうして回りは目ざめないのだろう。」
このような感想を持ったことはありませんか?もしそうだとすればあなたが一番意識改革に遅れているのだと自覚しなければなりません。日産のゴーン社長が瀕死の日産に乗り込んだ時「誰もが大きな問題を感じていた。しかし問題は自部門ではなく他部門にあると考えている社員がほとんどであった」と感じています。
まずあなたが必死になって変わろうと努めていたならば他の人のことなど目に入らず、藁にもつかむ思いでもがいているはずです。そして自分自身で考え抜いて一歩も二歩も前進しています。そうすると回りの人々は必ず影響を受けて共に走り出すのが日本人の特性です。
業績不振の企業においては何事も変わらず、誰もが問題を感じていながら他人のせいにして自分は評論家に徹するのが共通事項です。お互いに声を掛け合いながら、自分たちの力でどのようにすれば企業が蘇るのかを考え始めることが企業再生への第一歩です。
このような意識改革なくして企業の再生はありません。上からの指示をひたすら待っていたのでは手遅れになります。全ての人々が自ら立ち上がること、そして自分自身の頭をフル回転して考えに考え抜くことが企業再生への第一歩です。
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