この一冊で企業はよみがえる 旅のことならあっぷる旅行

関西経営コンサルタントの雄 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ ビジネスノウハウ満載

この一冊で企業がよみがえる

第四章 まず徹底した意識改革から

「企業が蘇る」ために欠かせないのが徹底した意識改革です。組織の大部分を占める「権限のない社員」が火と燃えて立ち上がれば、風土は一変します。「意識改革なくして企業再生なし」と言い切っても間違いではありません。多くの業績不振企業は意識改革が出来ずに敗れ去っています。

032 松竹の全体最適への道

松竹はまた「その道一筋」の人事制度から部門を超えた人事異動を頻繁に繰り返すことにより、社内の他部門の文化を社員が知ることによる組織の活性化を図っています。

また組織横断プロジェクトの採用も盛んになりました。例えば一つの映画の企画から製作、配給、宣伝までを一つのチームで全て実施することもあります。

また映画館の活性化を命題とした特別のチームが編成され、社内公募により集められた人たちが通常業務を持ちながら、通常業務が終了したあとで集まり、連日深夜まで「売店の強化」「入場料金制度の弾力化」「映画館の有効活用」「休眠層の掘り起こし」など真剣に討議します。そして数々のアイディアが実行に移され成果をあげたと言います。

このような活動により、社員の意識が変わり「何とか自分たちがしなければ」という機運が生まれてきたと言います。このように従来の思考回路をぶち破り新しい思考に導くにはこのような様々な工夫が必要です。

特に日本人は新しい環境においてやれば、結構環境順応力が高く、新しい視点で物を考えることが得意です。「変化対応、変化対応」と念仏を唱えていても変化には対応出来ません。やはり実戦の場で悪戦苦闘することにより、自然と力をつけてくるのだと思います。

常に頭を白紙の状態にして、自ら望んで新しい場を求め、一生懸命考えることが時代に対応する最短の方法だと思います。守りに入った瞬間に進歩は停滞すると考えることです。


 前の頁 > 現在の頁 < 次の頁

WEB管理人 藤原雄一郎 fuji@inox-m2.com
技術指導 by Ivy SOHO
Copyright (C) 2004 iNOX Media Mix All Rights Reserved.