この一冊で企業はよみがえる 旅のことならあっぷる旅行

関西経営コンサルタントの雄 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ ビジネスノウハウ満載

この一冊で企業がよみがえる

第二章 一体何が変わったのか?

新しい日本と言っても特段難しいことではありません。皆さんが先刻承知のことを現実として認めればよいのです。現実とこれから直面してみましょう。

017 人はなぜ働くか

「みなさんはなぜ働くのですか?」「どのような時に働く喜びを感じますか?」 このような単純な質問を自分自身にしてみてはどうでしょうか?

通常、経営資源とは「人・物・金」を意味します。物も金もしょせんは人があって初めて有効に機能するものです。ですから企業にとって一番大切なのは人ということになります。

人はどのような時に喜びを感じるでしょうか?それは高い目標に挑戦し、見事に達成した時です。しかし自分自身では高い目標を達成したと思っていても、周囲の人に無視されたのでは、喜びは一転不満になってしまいます。

多くの企業ではこの最も基本的な事実にきがつきはじめています。日産のゴーン社長は「コミットメント」という言葉で、日産の一人一人が達成すべき目標を明確にしています。そして「コミットメント」の達成度合いが個人の評価に直結する仕組みを確立しました。

日本人はこのような信賞必罰でなくとも、自分自身の存在が、周りの人に、特に上司に認められたと感じた時に喜びを感じます。この点に注目することが大切です。

日産のゴーン社長は日経ビジネス2005年四月四日号で

「モチベーションはもっとも重要な会社の資産です。どんな事業であれ、利益を出し、成長するには社員の高いモチベーションが必要です。しかも『モチベーテッド・カンパニー』では特定の層でなく、社員の大部分がそれを持ってなくてはいけない」と言っています。

また「モチベーションは命令できるものではない」と言い切っています。

いままで私たちはあまりにも「上からの命令に従順に従う」ことに慣れすぎていました。ここで基本に戻り、「個人個人の挑戦を大切にすることで社員の満足度を高める」ことを経営の大きな柱に据えて、新しい日本の経営スタイルを確立することが正しい道だと思います。


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