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この一冊で企業がよみがえる
第一章 古い日本と新しい日本のせめぎあい
日本経済は長い間の低迷から一歩進んで、再生への道をようやく歩み始めています。そして今、古い日本と新しい日本のせめぎあいの真っ最中です。新しい日本誕生のための「産みの苦しみ」を味わっています。
008 さてこれからどうする
不良債権処理も峠を越し、日本経済は大きな山場を超えました。そして過去の絶対的権威は音を立てて崩れています。ほりえもんことライブドアの堀江社長のように、傍若無人に古い秩序を打ち壊しにかかる若い勢力も台頭してきつつあります。
「破壊と創造」における「破壊の過程」はほぼ終了したと見て良いでしょう。これからは「創造の過程」に入らなければなりません。ソフトバンクやライブドアのようなマネーゲームが今後の日本を席巻するようでは、欧米の術中にはまるだけです。
ここは知恵を絞って日本の風土に合致した新しい時代を創造しなくてはなりません。そのためには伊藤忠の丹羽前社長が自身の著作で述べているように「人と技術」を経営の根幹におかなければなりません。
組織に属する多くの人々が目を輝かせ、各人の創意工夫で「日本にひとつ」「世界にひとつ」の技術を創造し、知恵と工夫で世界に打ってでることです。
多くの優秀な人材を活性化させ、全員参加の活力ある職場がよみがえれば、かならず新しい時代に対応する素晴らしい日本経済を蘇生させることが可能です。二十一世紀は知恵で生き残る時代であることだけは間違いありません。
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