関西経営コンサルタントの雄 藤原雄一郎の経営最前線シリーズ 日本型経営の研修に最適 大阪藤原雄一郎の時事通信 2004年11月号 |
ゴーン日産 鋼材不足で工場操業停止へ 11/29日産自動車は自動車生産に使う鋼材の調達難を理由に今月末から12月上旬にかけての5日間、国内三工場の操業を停止することを決めました。まことに皮肉なことです。日産のゴーン革命の成果の一つに「競争原理による資材購入でのコスト削減」があります。その象徴的な事例として自動車鋼板に対する徹底した競争原理の導入がありました。その結果地獄の苦しみを経験した鉄鋼業界では再編が進み川鉄とNKKのような全く企業風土の異なる会社の合併にまで進みました。そして鉄鋼大手5社が実質ふたつのグループになってしまったのです。 このようにして過当競争が緩和されたところへ中国需要という追い風が吹いて、長らく低迷を続けてきた鋼材価格は品不足も加わって大幅に上昇し、鉄鋼大手合計で1兆円もの利益をあげるほどに回復したのです。その結果仕掛け人である日産は工場の操業停止にまで追い込まれてしまいました。 しかし鉄鋼王手も「我が世の春」がいつまでも続くわけでもありません。おそらく長い間の苦しみを経験した経営陣は次なる一手を考えていることだと思います。本来ならここで設備増強へと打ってで出るのが過去の方式でしたが、今回はその気配がありません。しかし中国や韓国まで日本に同調するとも思えません。早晩自動車会社は国内大手から中国、韓国メーカへと調達先を切り替えることでしょう。これが「市場原理」というものです。 新しい調達先を自動車会社は見つけた場合、今回のように操業停止に追い込んだ鉄鋼会社は手ひどい「しっぺ返し」を受けることは火を見るより明らかです。そうならない方法はただ一つ「世界で一番品質が良くて安い」状態を続けることです。自動車用鋼板は他の鋼板と比較して、技術的に厳しく、高品質が要求されます。しかもその生産技術は製鉄会社が握っていますから、半導体製造のようにメーカから最新鋭の設備を購入すれば逆転できるようなものではありません。 日本の鉄鋼業の生産技術はきわめて優れたものがありますから、ここで安易に生産能力を上げるという過去の道を選択するのではなく、さらに技術と品質を磨き、コスト低減を進化させることが、来たるべき需要家からの手ひどい「しっぺ返し」を許さないおそらく唯一の方法ではないでしょうか。 これからの鉄鋼大手の生き様(いきざま)は日本の製造業の将来を占うような気がします。鉄鋼大手ガンバレ!! 日本全国カラオケ化現象 11/26面白い本を読みました。「イギリス式仕事と人生の絶妙な知恵」という本です。筆者はロンドンの金融街シティで活躍する金融マンです。イギリス人の徹底した自己責任主義と仕事に負けないくらいに家庭を大切にすることがよく理解できてとても読みやすく楽しい本でした。金融街で非常に高名なファンドマネージャですら家庭での皿洗いや食事の支度の日が決まっていて、どんなに忙しくとも、またつきあいがあろうとも、その日は約束を必ず守るために早く家へ帰るそうです。私には誠に耳の痛い話ですが、日本の有能な働く女性が家庭と仕事を両立できない悩みの解決法をイギリスに見たおもいがしました。 面白かったのはイギリスのカラオケです。イギリスでは「KARAOKE(カラオケ)」はいまや立派な英語でかれらも「カラオケ」大好きだそうです。ただし日本のカラオケと流儀がことなるのは、一人が歌い出すと全員が加わり、誰のカラオケかわからなくなってしまうそうです。全く知らない人までもが合唱の輪に加わり、あの個人主義が徹底したイギリスで唯一といってよいほどカラオケが仲間の心をひとつにしているそうです。 ひるがえってわが日本国のカラオケといえば、歌っている人だけが一生懸命で、あとの人たちは知らん顔。そして歌い終わるとそれまで雑談に夢中で人の歌声など聞いていなかったのがお義理で拍手をする。これが元祖日本カラオケの現状ではないでしょうか。 この現象はいまや日本国中をおおっていると思います。頻発する悲惨な事件や、企業の不祥事など「当事者以外の無関心現象」すなわち元祖日本カラオケ現象が蔓延していることも理由のひとつではないでしょうか。 私たちのまわりの小さなあつまりから、人の話に興味を持ち、連帯の輪を広げる努力を積み重ねることが現在日本を覆っている閉塞感を打ち破るひとつの対策ではないかと思いだしています。企業ではいろいろと締め付けが厳しく、そのような余裕はないかもしれません。しかしその結果、日本をじわじわと荒廃においこんでゆくとしたら悲しいことです。 前回の藤原通信でご紹介した ivy SOHO では主催者が超多忙な中、骨身を削ってセミナや懇親会の場を提供してくれています。そして内容の濃い自己啓発の場に次第に熟達の人々があつまり、さらに高めてゆく好循環が見られます。ここには「他人のことに無関心」現象はみられません。まさにイギリス式カラオケ現象です。 http://www.ivysoho.com 町内会も同じではないでしょうか。「役員はイヤ」とか「とにかく無関心」が変な勢力による執行部乗っ取りや、一部の幹部により町内会を荒廃させてゆきます。「すれちがう人に一声あいさつ」の不在が空き巣から次第に凶悪犯罪を許す土壌になってしまいます。まさに元祖日本カラオケの「他人の歌声には関心がない」状態そのものではないでしょうか。ここらでイギリスカラオケに学びませんか。 年金の無駄使い グリーンピア等で1.3兆円損失 11/24朝日新聞の報道によれば「厚労省管轄のグリーンピアと住宅融資事業、最終損失1.3兆円見通し」とあります。その埋め合わせとして、将来の年金不足のために積み立てていた年金積立金から約4兆7千億円を取り崩して一挙に借金の返済にあてます。その結果(年金官僚の放漫経営による:朝日はここまでは書いていませんが)事業の失敗の穴埋めに私たちの年金が使われることが確定したという意味のことを朝日新聞が報道しています。厚労省は年金積立金の投入は国に対するいわば繰り上げ返済で、金利約5千億円が節約できると胸を張っていますが、結局最終的には1.3兆円が年金官僚による事業失敗の穴埋めに費やされることになりますが、誰も失敗の責任を取りません。そして大切なことは国からの借金とは、とりもなおさず郵貯・簡保・年金のお金だということです。本来なら1.3兆円は郵貯・簡保の不良債権として焦げ付くところを年金積立金からこの焦げ付きを救済していることになります。 また住宅金融公庫について、11月4日の日経新聞によれば、財務省と国土交通省は住宅金融公庫による個人向け融資の焦げ付き損失を穴埋めするため、国費を投入することで合意したそうです。ここにも郵貯・簡保のお金が入っていますが今度は年金ではなくて税金で救済です。住宅ローンの焦げ付きは「ゆとりローン」という欠陥商品を発売したために増加していることも事実です。 「ゆとりローン」とは住宅建設当初は返済金額を少なくして、一定の年月を置いて返済を増加するプランです。インフレの時代なら素晴らしいプランですが、デフレの時代は増額返済の頃にはリストラや給料の減少で支払うことができず焦げ付いた人が多く存在しています。明らかにインフレ思考から脱却できない官僚の失敗です。 また本四公団の莫大な借金は税金でせっせと穴埋めして、おかげで本四公団の採算は向上しています。このお金も郵貯・簡保・年金です。このように国の持つ不良債権は税金や年金で知らない間に穴埋めされて、おかげさまで郵貯・簡保は安全な資産運用先として国民から絶大な信頼を得ています。「郵貯・簡保のお金は官僚の放漫経営に使われ、大きな赤字を出しますが、結局税金や私たちの年金で不良債権を穴埋めするから安全・確実」という事実を本当によく理解して欲しいと思います。 恐ろしいことに国はいったいいくら不良債権があって、どれだけの税金や年金をつぎ込まなければならないのかを全く説明していないどころか正確な数字を把握していないことです。そして発生した局面に限定して、その都度放漫経営の穴埋めをされてはかないません。 郵貯・簡保のお金は限りがありますから国債を大量に発行することにより行政の放漫経営を続けています。700兆円もの借金が返済できるはずもありませんから、目もくらむ増税で私たちに返ってくることになります。その前に官僚の放漫経営(行政の非効率やバラマキ政策)をどうしてもストップさせなければならないのですが妙案がありません。本当に困ったことです。 景気回復というけれど 11/22日経新聞が2005年度三月期の上場企業収益を予想した記事を出しました。それによると2004年度に引き続き二年連続で過去最高利益を更新する見込みとのことです。しかし世の中の実感とはすこし異なると首をかしげる人も多いと思います。事実「あの会社が」というほどの名門企業が収益の低迷で苦しんでいます。一方では鉄鋼大手のように、ついこの間までの苦しみが嘘のように、四社で経常利益1兆円を稼いでいる企業もあります。私自身、製鉄会社に機械を買って頂く仕事に従事していた経験があります。その当時、鉄鋼大手各社が塗炭の苦しみにあえいでいて、私自身も大げさに言えば地獄の苦しみを味あわされました。 日産のゴーン旋風に翻弄されてNKKと川鉄という全く社風の異なる会社が合併してJFEに生まれかわりましたが、単に名前が変わっただけでなく、統合のメリットを享受するために実に思い切った改革を進めました。とくにNKKの経営陣とは顔見知りであっただけに、大きな驚きでした。 一方新日鐵も不況の間の経営努力は並大抵のものではありませんでした。(経営幹部とおつきあいがあったので良く事情を知っています)私自身、鉄が再び大きな利益を享受できるようになるとは当時思っても見ませんでした。産業構造が変わり、鉄鋼業が日本経済の根幹を担う時代は終わったとさえ思いました。それがどうでしょう。中国の急激な成長による鉄の需給逼迫という理由があるにせよ、このような大きな利益をあげるまでに回復したのは、苦境の間における関係者の血のにじむ努力も大いに貢献していると思います。 昔の高度成長時代と明確にことなるのは「地道に改革を進めていない会社」はたとえ景気が回復しても会社の業績が回復しないということです。「努力したものだけが報われる」時代になったと言えるでしょう。チャンスはたびたび訪れるものではありません。その貴重なチャンスが来たときにすかさず捕まえることが出来るように日頃の備えがなければ生きて行けない時代だと痛感します。 一年ぶりに下関に行って来ました。昨年はNHK大河ドラマ「宮本武蔵」のおかげで長期低迷の下関が息を吹き返しました。一度のチャンスを見事につかまえたのです。あのみすぼらしく訪れる人もいなかった巌流島は綺麗に整備され、新しい船着き場もできて、定期的に船が運航しています。下関の昔を知るものとしては信じられません。 来年は源義経が登場します。五月に安徳天皇ゆかりの赤間神宮で行われる先帝祭や八月の海峡花火大会に加え、平家踊りが舞い狂う馬関まつりが大評判になるように祈っています。下関の赤間神宮の近くは(唐戸地区というのですが)一新されています。壇ノ浦の砲台まで整備拡張され備えはすでに万全です。二度目のチャンスを下関が確実に捕まえて、不動の観光都市としての名声を打ち立てる正念場が来年です。はたして下関の市民や関係者が二度目のチャンスをつかみきるでしょうか。是非つかんで欲しいものです。 旅は癒し 11/19恥ずかしながら日本全国都道府県の位置を知らない日本地理音痴の私が、競争率十倍の一般旅行業主任の試験を受けるために猛勉強したことは藤原通信で報告しました。試験結果はまだ判明していませんが、受験いらいテレビで旅番組があると喜んで見ています。今週の水曜日にテレビ東京系列で旅番組の三時間特番がありました。受験勉強で文字情報として懸命に暗記した温泉や観光名所が次々と出てくると「ああこんなところだったんだ」といっそう興味が湧いてきます。三時間はあっというまにすぎてしまいました。紅葉と温泉にご馳走をテレビで存分に楽しんで旅行に行った気持ちになりました。 国内旅行は年間一億八千万人、海外旅行に千八百万人、私が力を入れているクルーズはわずか十八万人ですが、年間七〜八兆円の費用が旅行に費やされています。最近は景気の回復もあり、落ち込んでいた旅行者数も回復傾向にあります。 人はなぜ旅行に行くのでしょうか。夫婦二人で海外旅行に行く費用は最高級パソコンが悠々と購入できる価格です。理由はいろいろ人によってちがうでしょう。しかしこれだけ多くの人々が多額のお金を使っても行くだけの価値があることだけはあきらかです。(あたりまえのことを言うな!!ハイすみません) 私はつい最近65歳になり老人手帳を貰って老人の仲間入りをしたことを明確に認識させられましたので、高齢者に対して必然的に関心が向くようになりました。年を取るごとに行動範囲や思考範囲が狭くなり、脳に対する刺激が少なくなります。老化現象はますます加速されることになります。 インターネットの世界は玉石混淆でとんでもない無頼の世界にいつの間にか引き込まれることさえ注意すれば、大きな世界が広がっていて、行動範囲の狭くなった高齢者にとって情報収集と交友範囲を広げるには最適です。老化防止にこそインターネットと思いますが65歳以上でインターネットを縦横に使いこなせる人はきわめて少ない現状です。 その意味で高齢者にとって旅は健康増進に最適ではないでしょうか。日常生活とは全く異なった世界で、ゆったりと過ごすことは大きな癒しになります。癒しは身体と心を元気にしてくれます。そして眠りかけている脳細胞を活性化してくれます。 やがて80歳台になると、旅行もままならない状況になる人も出てきます。その時には日本の豪華客船でのクルーズです。重い荷物は宅急便で送ればあとは身一つで乗船できます。すると観光地が向こうからやってきます。展望浴場でうつりゆく景色を見ながら素晴らしい風景を楽しむのは日本船ならではの特権です。船内にはご馳走とショウーなど楽しみが満載、多くの人との出会いなど日常生活と一変する刺激にあふれた楽しさで脳細胞は一気に活性化します。「癒しの旅、豪華客船によるクルーズ」で生き返るほど元気になる実例は山ほどあります。 もうすぐ12月、各社競って提供するクリスマスクルーズはもはや予約ができないほど人気です。たしかに「旅は癒し」であることを皆さんよく知っているのだと痛感しています。クルーズの一端を覗いて見てください。 http://inox-m2.com/apple/apsub20051.htm せっかく添乗員の資格やクルーズコンサルタントの資格を取りましたので、「高齢者に癒しを」のために役に立つことを何かしたいと思っています。 北朝鮮には「圧力」と「圧力」 11/17拉致問題に関する今回の日朝実務者会議での北朝鮮の回答は予想通り、きわめていいかげんなものでした。北朝鮮は自分たちに実利が無いと反応しない相手ですから、このような無頼漢国家との交渉は強力な武器を手に「圧力」に「圧力」をかけなければ進展しないのが常識です。思えば二年前、小泉首相の電撃的な北朝鮮訪問は大成功だったと思います。あの時は国交回復で巨額の援助資金が手に出来ると北朝鮮は確信したのだと思います。そこで将軍様が前代未聞の「みずからの過ちを認める」行動に出ました。長いあいだ閉ざされていた拉致の重い扉が開かれた瞬間です。北朝鮮はこれで「勝負あった」と思ったでしょう。 日本政府も当時は本気で巨額の資金援助をしてでも国交回復という名誉をかちえたいと思っていたと思います。その本気度が北朝鮮に伝わったからこそ彼らも一歩踏み出したのです。ところが日本の国論は「北朝鮮憎し」で沸騰しました。北朝鮮にとっては大変な誤算でした。 重い扉をこじ開けたまでは日本の勝利でしたが、今度は生きていることが確認された「拉致被害者と家族」という人質を北朝鮮が持ってしまいます。巨額の資金援助の夢破れた北朝鮮はこの人質を最大限に利用しました。日本の世論も強硬でしたから結局食料援助と引き替えに人質を帰すことになったのです。口には言い表せない苦難を経験された拉致被害者とその家族を「人質」などと呼ぶ失礼をお詫びしなければなりませんが、事実はその通りです。 行方不明者をあくまで死亡したと言い張るかぎり北朝鮮に武器はありません。日本側有利です。ところが小泉首相は自分の任期の間に国交正常化をはたしたいという希望を持っています。このこと自体が北朝鮮にとって大きな武器となります。まずこの武器をきれいさっぱり捨てさせることです。それは小泉首相自身が決定できることですから直ちに「このような不誠実な態度を続けている限り国交正常化は諦めた」と高々と宣言することです。 そして日本から北朝鮮に渡る資金、物資を次第に狭めて、本当に北朝鮮が困る事態に追い込まなければなりません。もともと無頼漢相手に「対話と圧力」の対話など存在しません。「圧力」を巧妙に相手に伝える手段として「対話」があるにすぎません。これは国際政治では常識の事柄です。 利害が複雑に錯綜する国際政治の場では、正義とか平和とか大義が通用する世界ではありません。これらの言葉は「圧力」を「圧力」と見せかけないために利用されているだけです。最後は強い武器すなわち圧力に勝った側が勝利します。これは何も国際政治にかぎらず、私がさんざん苦労した国際的なビジネスの世界でも同じです。冷酷無惨で弱肉強食の国際政治やビジネスの実態を知っていただきたいとおもいます。 自立と共生 11/15社会保険庁を代表として、官僚による国費の無駄使いについては何度も藤原通信でとりあげて来ました。すでに破綻している国家財政の再建には目もくらむような増税が必死です。その前に官僚の無駄使いを筆頭とする行政の非効率をたださなければ私たち国民は絶対に増税を受け入れないという堅い決心が必要です。国費の無駄使いは中央官庁だけではありません。地方でも極めて非効率に税金が使われています。行政による税金のバラマキとそれを巡る受け手には常にある種の不透明さがつきまとっています。その証拠に新聞紙上を賑わす談合などが後を絶ちません。 なぜこのようなことが頻発するのか?行政も行政なら受け手も受け手なのです。私は人口20万の地方都市で商工会議所の副会頭を務めた経験があります。そこで発見したことは口を開けば「この厳しい時代に保護がなければ生きて行けないから商工会議所として官辺筋に保護を陳情しよう」ということばかりでした。 ある年の新年のスローガンを討議する場で、幹部たちが私たち会頭、副会頭からスローガンが示されることを待っています。そこで私は「皆さんの活発な意見を出して欲しい。その意見を反映させて来年度の活動方針としたい」と発言すると、一同困惑した顔で「旗印はお上から下されるもの、それを自分たちで考えよと言われても・・・・」 そこで私が打ち出したのが「自立と共生」でした。保護を要求するのではなく、まず自立すること。小さな持ち場でも誰にもまけないキラリと光るものを持つこと。そして光るもの同士で横の連携を広めより大きな仕事に挑戦すること。そのためならば私の属する大企業も支援をおしまない。と発言しましたが、長年しみこんだ体質は変わりませんでした。今や破綻しつつある国家財政の再建には、行政の非効率是正に加えて、受け手の意識改革も必要です。 話はガラリと変わりますが、激しく変化するインターネットの世界で、この「自立と共生」を進めている団体があります。このたび第5回テレワーク推進賞を受賞したivy SOHO です。私はこの一年間、ほぼ毎月開催されるセミナと懇親会に参加していますが、大きな刺激を受けています。 主催者今駒さんがそれこそ睡眠時間をギリギリまで削って多忙な仕事の合間に、時代の最先端を追い求め、それを惜しみなく仲間に公開する姿勢に、次第に各方面での熟達の士が集まり、会議が盛り上がります。そして今後はキラリと光る参加者が主催者今駒さんを核として「自立と共生」の強者連合が誕生するのではないかと楽しみにしています。 このような強者連合が日本各地の色々な分野で誕生した時に日本は二十一世紀に生き残る国となります。私もその一員に是非参加すべく研鑽に努めなければと思いました。 http://www.ivysoho.net/ 下はできたてホヤホヤのポータルサイト 一番乗りを達成!! http://www.ivysoho.com 悩ましい安全保障問題 11/12日本領海を中国の潜水艦が出没しているとの報道が新聞・テレビをにぎわしています。また皆さん良くご承知のように東シナ海の尖閣諸島問題では中国が一方的に日本の領土を自らの領土と主張し、すぐ近くには北朝鮮という無頼漢国家が控えています。そして何より頭の痛い問題がイラク自衛隊派遣問題です。このような日本の安全保障の根幹にかかわる問題は、少子高齢化による年金・福祉問題とならんで日本人にとってきわめて重要で、早急に「解決への方向性」だけでも見いださなければならない問題です。 特にイラク自衛隊問題はもっと真剣に考えなければならない問題ではないでしょうか。アメリカでブッシュ大統領が再選され、いよいよ撤退が困難となって来ました。そのような状況で自民党の抵抗勢力と言われている、亀井、古賀、加藤の三氏が小泉首相に申し入れを行いました。 時期としてはまことに良いタイミングで、言っていることも至極もっともなのですが、なにやら古い世代の主導権争いで政局狙いの臭いがふんぷんとしているために、折角の問題提起が広がりを見せていません。本当のところ小泉首相は解決策が無くて困り切っているのではないでしょうか。このような国益に直接かかわる問題は、与野党を超えて日本が取るべき最前の道を一生懸命に考えなければならないと思います。 党首会談で「自衛隊の駐留しているところが非戦闘地域」などという不毛の論議を続けるのでは無くて、一刻も早く実のある議論をしてほしいと思います。 安全保障にについて言えば、世界には警察がありませんから、所詮は自警団組織で自分の身を守らなければなりません。まして日本は丸腰です。安全保障の問題とは(わかりやすく言えば)「世界に跋扈する無頼の輩から身を守るには、どこの親分と組めば良いか」と言った次元の問題です。 当然無料で警護を頼んで、受けてくれるお人好しはいませんから、何らかの対価が必要になって来ます。従来ならお金で済んだのに、今回はそれでは許してくれません。結局自衛隊派遣にまで追い込まれました。このように問題を単純化して国民に実態を知って貰えば論議が迷路に入り込まなくてもすみます。 戦後日本が目覚ましい経済成長を遂げた時代は、安全保障については「力の拮抗した米国とソ連という二大親分」のどちらかに世界が二分されたために、容易に喧嘩ができませんでした。その結果日本は「安全保障ただ乗り」で経済発展を謳歌しました。ただそれだけの事実が「日本の平和憲法が極めて有効である証拠」との平和ボケ思想を蔓延させてしまいました。 「安全と水は無料」の思想です。水はすでにガソリンより高価な価格でコンビニで販売される時代になりました。安全も無料でないことを自覚しなければなりません。 これからは日本の安全を守るために日本としてどの程度の犠牲まで耐えるのかと言った論議を深めてゆかないと、自衛隊に犠牲者が出た時に大混乱に陥ります。物を買う時には「値段と品物を対比してどの程度の値段なら購入するか」に悩みます。家のような大きな買い物ではなおさらです。 安全保障は大切な国民の命がかかっています。もっともっと真剣に、検討に検討を重ねた結果の「安全を確保するために必要な手だてとそれにともなう犠牲の大きさ」を国民の前に明確にして、国民投票をして決断すれば誰しもが納得します。秩序無き世界で日本が生き延びるために本当に真剣に安全保障を考えなければならないと、痛切に思う昨今です。 プロ野球 新球団の船出 11/109日に合併球団と新球団楽天の選手名が発表されました。40年以上にわたる熱烈な近鉄ファンの私は「これで本当に近鉄は滅亡した」と落胆と感慨を禁じ得ません。その一方で両球団のメンバを見た時(オリックスの選手についてはあまり良く知りませんが)「楽天はこれで本当に戦えるのだろうか」と正直思いました。ライブドアは内心ホッとしているのではないでしょうか。その一方で新生オリックスはドリームチームになるはずでしたが、中村やエース岩隈の不協和和音で前途多難の印象は拭えません。 私の現役時代、我が野球チームを東京ドームへ送り出した経験があります。チームを送り出す事業体のトップであった私はちょっとしたオーナー気分を味わうことができました。そのような訳で実業団野球には深い興味を持っています。 企業のリストラで実業団チームの縮小・合併があり、その結果誰もが「最強チーム」と思う夢のチームが出来上がっても、最初の二、三年はチーム内の融和ができず、合併前は単独でも東京ドームに出場できたのに、最強合併チームになったにもかかわらず東京ドームへの出場を逸したチームもあるくらいです。 明確な実力主義の世界である野球でも、チームカラーの違いは外から見るほど単純ではなく、統合に伴うチームの融和には色々と苦労があるようです。プロ野球と実業団では選手の意識が違うとは思いますが、新生オリックスも何だかモヤモヤしたものを感じます。 パリーグは西武やダイエーと言った実力随一のチームまで売却が話題にのぼり今や破綻状態です。このような中で新球団楽天のオーナは果たしてどのような新機軸を打ち出すことができるのか興味はつきません。 今回の騒動で「負けて勝った」のはライブドアでしょう。憶測で藤原通信を書くのは避けなければなりませんが、一般の庶民感情としては、今回の新球団選定は「デキレース」で最初から「楽天ありき」だったのではと思う人は大勢いると思います。日本人の「判官びいき」でライブドアのイメージは「うなぎのぼり」に高まりました。 この間にライブドアーが勝ち得た名声は何物にも代え難い大きな財産です。例えは悪いのですが、小泉首相が「自民党をぶっ壊す」と叫んで颯爽と登場した時のように「ライブドアーなら何かやってくれる」との期待を多くの国民は持ったのではないでしょうか? 注目度が抜群に上昇したライブドアーにとってこれからが勝負です。世間の注目度は以前とは比較になりません。多くの国民の期待に応えるためにライブドアが「ノブレス オブリジェ」(高い身分に伴う義務)を経営方針に加えた時に、大きな飛躍が待っていると思います。 実力と外部の期待に大きなギャップがある時、期待の高さに応えて見事に大きく成長する企業と、期待の高さに押しつぶされる企業がありますが、ライブドアはそのどちらになるでしょうか。これからが正念場です。 とこのように書けば「まだ藤原雄一郎は古さから抜けきっていない。もう見捨てようか。」との声が聞こえて来そうです。どなたか大いに叱ってください。 クルーズで改めて知る内外価格差 11/08シンガポール起点のクルーズから帰って一週間経過しますが、クルーズのホームページ作成に力が入りすぎ、藤原通信モードになかなか戻りません。そこで今日は軽い話題を!久しぶりのシンガポールは相変わらず清潔で綺麗で好ましいのですが、物価はプーケットやバリ島と比較して随分高くなっていました。ほんの数時間の滞在ですから正確なことはわかりませんが、香港と同じく日本の価格レベルの八割から九割くらいではないかと思いました。 さてクルーズには中国系、インド系にフィリピン人も大勢乗っていました。私の場合五泊六日のクルーズだけで一人十万円近くしましたので、彼らもそのように高価な金額で乗っているのかと興味津々で、ついに中国系シンガポール人のご夫婦をつかまえ、食事が一緒になったので思い切って聞いてみました。 すると三泊四日のクルーズで私たちと同じクラスの部屋の価格が二万円弱なのです。安い!!どこで購入出来るのですかと聞きましたところ親切に旅行社の名刺までくれました。そこでシンガポールに帰って早速旅行社に電話をして、私たちと同じクルーズの値段を聞いたところ四万円少しとまさに日本価格の半分にも達しない魅力的価格です。 日本のクルーズ船の一泊分の費用で五泊六日のクルーズが可能になる。これは魅力的だとワクワクしながら帰国しました。そして早速その旅行社にメールで問い合わせをして、日本からの購入は可能か?費用はいくらか?と聞きました。 朝メールすると昼過ぎには早速返事が来ています。ワクワクしながら値段を見ると、何と四万円強のはずの値段が十万円を超しているではありませんか?驚いて「これは二人分の価格ですか?現地で電話したら四万円強の値段でしたが」と返事を返すと、すかさず回答が来ます。 「その価格はシンガポール価格で、外国人には今回の価格でしか売ることが出来ません」とのことです。結局購入を諦める旨のメールを出してやりとりは終わりとなりましたが、その応答の丁寧で迅速なことにも驚きました。日本の旅行社とメールでやりとりした経験もありますが、大抵は翌日応答があれば良いほうで、今回のような即時に近い対応は全く経験ありません。素晴らしいことです。もちろんやりとりは英語ですが。 対応の素晴らしさとは別に、内外価格差が厳然として存在することに、あらためて気づかされました。藤原通信で「ユニクロブームを契機に世界に国境は無くなった。世界同一価格の原則が私たちを襲う」と警告して来ましたが、まだまだこのような状態が存在しています。 今回のクルーズ船は設備の素晴らしさでは日本の豪華客船と称する船を遙かに凌駕していますし、ショウや食事の内容もそれほど劣るものでもありません。それが日本船の一泊五万円に対して一泊八千円(窓のない内側船室ならもっと安い)なのです。それを私たち日本人は二万円(それでも安い)で買わされています。 クルーズ販売業界でも最近は価格破壊が進行して「優雅な旅という夢を売る商売では無くなった」と辞めて行く人がいます。海外の大衆路線に日本の高級路線はいつまで耐えられるのか心配です。価格が高い日本船にはそれなりに良い雰囲気を乗客が醸し出して、まさに「優雅な船旅」そのものの良さがあり、私はこの日本船の雰囲気が大好きです。 日本のクルーズの場合、新規参入が無く、市場が小さいため早く売り切れますのでそれなりに存続して行くことは可能でしょうが・・ さて私が一週間かけて作成したホームページを見て下さい。日本からのパック旅行(航空券とシンガポールでの宿泊に送迎付き)も私がお手伝いさせて貰っている「あっぷる旅行」で販売しています。お値段も手頃(航空券からクルーズまですべて込みで10万円程度)ですから一度試してみてはいかがですか。とても楽しいですよ。 http://inox-m2.com/apple/cruise/virgo/virgo2.htm 同じ旅をするにしても藤原通信的な視点、クルーズコンサルタントの目、旅行社の見方と色々な方面からの興味が加わると一層楽しい旅になりました。このような目を与えて頂いた読者の皆さんやあっぷる旅行社の皆さんに感謝です。 どうなってるの?米大統領選 11/05注目の米大統領選はブッシュ氏の再選で決着しましたが、四年前と同じく大接戦でした。今まで全く知らなかった米国の大統領選の思わぬ制度上の不備が接戦となると私たちにも見えてきます。四年前はフロリダ州での開票をめぐって訴訟合戦で長い間大統領が決まりませんでした。古色蒼然としたパンチカードシステムの存在で私たちを驚かせてくれました。今度はオハイオ州です。 驚いたことに米国では住民登録制度が完備していないことを今度は知りました。選挙が近づくと米国民は選挙人登録をしなければならないそうです。前回の大統領選挙で有権者でありながら選挙人登録をしていないために「清き一票」を投じられなかったことで問題になり、今回からは選挙人登録名簿に記載なくとも投票をさせて、後日有権者としての資格を検証して有効か無効かを決める暫定投票制度を採用したそうです。 オハイオ州では両者の票差を上回る暫定投票数があり、なかなか決着がつきませんでした。それはそれで制度ですからルールに従ってキチンとやれば良いものを、ケリー候補がオハイオ州での敗北を認め、ここにブッシュ再選が決定しました。どうして選挙の当事者の意向で勝敗が決定するのでしょうか?選挙管理委員会の役割は一体何なのでしょうか。 これが日本で発生していれば、ヒステリックに叫ぶであろうマスコミ(人に厳しく自分に甘い典型のマスコミですが)でなくとも、我が日本国民には理解しがたいことです。また投票者が列をなして時間内に投票が終了できないのを理由に、選挙の締め切り時間を大幅に延長するのも、とても日本人には受け入れられないことでしょう。 ことのほか大切な大統領選で、しかも効率と合理性を追求する象徴である米国で、このような非効率と杜撰さがまかり通ることに、そのイメージの落差の大きさを感じます。ともあれ大統領選は終わりました。 日本でもアメリカでも選挙が近いと思い切った政策を打つことができません。日米ともに当分大きな国政選挙はありません。じっくりと腰を据えて、重要な案件に取り組んで貰いたいと思います。 日本もいつまでイラクで不自然な自衛隊駐留を続けるのか?選挙の結果を固唾を飲んで見守ってきた北朝鮮は今後どのような態度を取るつもりか?など一時も目を離せない展開になることを望んでいます。 クルーズあれこれ 11/03今年になって私はクルーズコンサルタントの資格を取りました。クルーズをさらに楽しみたいとの考えからです。日本の船は既に「にっぽん丸」「飛鳥」「びいなす」の全てを体験済みですので、いよいよ海外のクルーズを体験しようと、今回藤原通信はお休みを頂いて、シンガポールから五泊六日のクルーズ体験をしました。日本の船は多少の個性の差はあるものの、一泊5万円程度と決心を必要とする高価格です。ところが外国のクルーズは一泊一万円台のスタンダードクラスから日本船と同等の5万円を超すクラスまでさまざまです。まずはスタンダードクラスからと今回参加しました。 私たちの場合航空券とシンガポールの宿舎とクルーズをそれぞれバラで購入しましたので結構値段も張りましたが、私たちのような五泊六日でなく、三泊四日のコースなら日本からシンガポールまでの航空券やシンガポールでの宿泊も込めて六泊七日(一泊は機中)で10万円を切るお手軽価格も存在します。(日本船の二泊三日の価格です) 結論からいいますと、しっかりとポイントを押さえれば、「良くこの値段でこの内容」と思うくらいの素晴らしいものです。ところが「考え方のポイント」を間違うと「二度と参加したくない」と思う人も出てくることを痛感しました。すなわち情報の大切さです。 クルーズコンサルタントの教育を受けた時に教えこまれたのは「クルーズがいかに優雅で魅力的か」ということだけでした。そして「この素晴らしさが皆さんに良く理解されていないので、クルーズの普及のために」と設定されたのがクルーズコンサルタント制度で、今年で二年目に入ります。従ってクルーズコンサルタントの役割はクルーズの楽しさを少しでも多くの人に知ってもらい、クルーズを普及させることにあります。 また雑誌やインターネットの記事を見てもクルーズの良いことしか書いてありません。過大な期待を抱いて「値段には値段並の価値がある」ことを忘れると大きな失望が待っています。特に日本船の経験をされたかたが日本船のイメージのままに外国のスタンダードクラスの船に乗ると大きな幻滅を抱くことがあります。船自身は外国のスタンダードクラスの船の方が日本船とは比較にならないくらい豪華で設備が整っているものですから、なおさらです。 さて前置きが長くなりました。何がポイントかと言うとスタンダードクラスでクルーズ価格の安い船は「喧噪と雑踏がそのまま船の中に持ち込まれる」ということです。今回の場合乗客が2200人うち日本人が195名でした。上下船や人気のショウを見るには長蛇の列です。しかし「早く良い席を取りたい」とか「人気の所には行かない」と決めれば船の中に良いところはいくらでもあります。 さらに重要なことはこのような「雑踏と喧噪」の中では、まるで香港の下町のように警戒を要するということです。日本の船なら高価な宝石を身につけて、きらびやかに非現実を楽しむことがクルーズの醍醐味です。しかし国にもよりますが一部のスタンダードクラス船では一見高価な物を身につけてダンスに出かけると危険だということです。安全なのがクルーズの売りですからこのような事実はどこの本にも書いていません。 しかし考えても見て下さい。安価なクルーズ代金なら悪い心を持った人間が乗船することは十分に可能です。私たちはその場その場の危険を予知することには慣れていますが、そうでない人には危ないということです。これ以上は書けませんが、この記事を旅行社やクルーズ関係者が見たならば激怒することでしょう。なぜならクルーズのイメージを落とす情報ですから。しかし私は何の根拠も無く書いているわけではありません。 また日本人195人のうち100名がある一つの団体でした。船長主催の晩餐会(ガラパーティと言います)で不幸にもその団体の15名テーブル二つの真ん中に私たち二人のテーブルが設定されました。そして酩酊してロレツが回らない乗客の声がまるでステレオのように頭に響きます。晩餐会の雰囲気は完全にブチ壊しです。添乗員と船の日本人女性がテンテコ舞です。 このようなことは船には何の落ち度もありません。このような団体に遭遇した不幸を噛みしめれば良いことです。要するに「値段には値段相応の価値がある」ということさえ自覚していればすむことです。問題は日本のクルーズ業界が「何やら優雅で豪華なイメージ」を振りまいて「この基本中の基本」を知らせようとしないことです。 日本の船や海外の高価なデラックス船には確かに「優雅で、豪華」のイメージはあります。それは乗客がイメージを高めるのに一役かっている面もあります。安価な大衆船には「優雅で、豪華」なイメージは無いということを明確にしなければなりません。このような面で私のような旅行社やクルーズ会社に影響されない人間がクルーズコンサルタントとして的確な情報を発信しなければならないと思いました。 バブルが弾けた時の変額保険のように、世の中にまだ認知されていない事柄を広めようとする時には、マイナスの側面をキチンとお客様に知って頂く努力をすることが必要です。このような基本的な動作の欠如と多発する企業不祥事とは無関係でないと思います。このようなわけで良い勉強になりました。 楽しいクルーズの話題になりませんでしたが、このクルーズは設備が充実しており、随所に工夫もこらされて「良くこの値段でこの内容」と思うくらい素晴らしいものでした。私たちは自分に適した楽しみかたを見つけ、またトラブルの発生で藤原雄一郎的興味も十分に満足させて貰って、この上なく楽しい七泊八日の旅でした。 |