重役応援団 「重役は裸の王様」地球大変革に対応できず絶滅した恐竜さながらに絶滅に向かって突き進んでいる企業がいまだに後を絶ちません。このような企業の多くでは経営陣が裸の王様となって、内部過剰管理により社員を疲弊させ、社員の目を 「外(顧客)より内(社内)」「下(部下・同僚)より上(上司)」に向けさせています。周回遅れの今からでも遅くありません。一日も早く、本書の核心をつく指摘によって目を覚まし、健全な姿に復帰して下さい。第八章 強いリーダシップで改革実行「重役のあなた」は実情が良く理解できたと思います。早速改革を実施しなければなりませんが、すでに改革に乗り出して成功している企業が続出しています。そのヒントは「大艦巨砲主義から、軽装備で機動性のある柔軟な組織へ」と「部分最適から全体最適へ」の二つです。今こそ「重役のあなた」がご自身の創意工夫で強いリーダシップのもと、改革を実行しなければなりません。071 力強いリーダシップで前進を(一) 軽装備でスピード感あふれる柔軟で軽やかな組織(二) 部分最適から全体最適へ (三) 考える力を取り戻す 以上三点が時代に打ち勝つ必勝法であることが分かりました。もう迷いは無いはずです。皆さんの組織にこのような三原則を適用し、後は邁進するだけです。そのためには「重役のあなた」の力強いリーダシップが必要です。日産のゴーン社長は「問題は社内にあり、解決策も社内にある」と明言しています。 社内には現状から一歩も出たくない「抵抗勢力」があらゆる階層に存在し、「総論賛成、各論反対」で激しく改革に反対します。上に述べた三項目を遂行するために障害となるものの排除には聖域を設けてはなりません。むしろ「一番難しいところから手をつける」ことが必要です。 そして何より大切なのは「問題を発見した時点で直ちに切り込む」強い態度です。かりに問題を発見したのが遅くても、発見した時点で直ちに手を打てば被害は少なくてすみます。せっかく問題を発見しながら、対策の手を打たず「問題の先送り」をすることが一番いけないことです。 長年にわたって企業活動をしてきた訳ですから、例えば事業の集中と選択の場合でも、当事者にとっては死活問題です。当然激しい反対もあることでしょう。しかし判断基準を明確にして、それを公開し、透明性を高めて例外なく実施することです。環境変化の極めて激しい時代ですから、折角設けた基準も変わることがあるでしょう。その場合は基準を変えれば良いのですが、その際、徹底的な情報公開による誰もが納得する透明性が大切です。改革に対する強い意志からくる基準の変更とその 変更の妥当性が理解されれば強行しても問題はありません。 大切なことは軸足がぶれないことです。問題の先送りは絶対にあってはなりません。 目次001 はじめに第一章 不祥事の原因は経営トップにあり長い間に蓄積した「負の遺産」を経営トップがどのように直面するかで不祥事が発生するか否かが決まります。多くの不祥事は経営陣が真正面から「負の遺産」と対峙しなかったことが原因で発生しています。まさに経営トップの力量が試されています。002 不祥事相次ぐ 原因は重役のあなたに 003 経営陣からの厳しいノルマが会社をつぶす 004 企業不祥事の本質が変わった 005 社員の目は社内にばかり向いている 006 重役は裸の王様 007 素直に現実を認める勇気を失った 008 もう逃げられない 正面突破を 009 原点に帰ろう! 初心に帰ろう! 010 数値よりプロセスに注視しよう 011 重役のあなたへの直訴 第二章 重役は裸の王様「重役のあなた」は裸の王様であるとの認識に立つ決心をしました。そこで早速実行して頂きたいことを述べて行きます。しっかりと頭にたたき込んで下さい。012 ひと時数字を追うのをやめよう 013 真実は現場にあり 014 隠密探題を持とう 015 隠密探題使用の鉄則:重役の貴方が悪い 016 やっぱり貴方は裸の王様か・・ 017 ヘリコプタ不時着せり 未だ浮上出来ず 018 危機だと悟れば人は奮い立つ 第三章 社員の目は「外(顧客)より内(社内)」に向いている「重役のあなた」はまだ心の中で「私だけは裸の王様ではない」と密かに思っていませんか。あなたの職場で起こっている具体的な事例をいくつかご紹介しましょう。019 風土は急には変わらない 020 社内報で重役の貴方に敬語が使われていませんか? 021 腰を抜かすほどおどろいたこと 022 内部管理資料の作成で仕事にならない 023 ほめることが不幸を招く 024 目標が達成出来なければ二階の窓から飛び降りろ 第四章 乱世のリーダは人の心を読める人「企業は人なり」とならんで企業経営の最重点事項に「顧客第一の精神」があります。世界同時デフレ時代には従来とは比較にならないほど「顧客第一の精神」が重要になってきています。創業者が今日の栄光を勝ち得るために艱難辛苦した時代の「創業の精神」に今こそ学ばなければなりません。025 人は城 人は石垣 026 まず自分を捨てよ! 保身のために上を見るな! 027 どのように演出しても従業員の心が燃えなければ駄目 028 情報の共有化:上司とは三度まで喧嘩をせよ! 029 下からの景色を見て見ませんか? 030 犯人は誰か? 031 犯人が名乗り出る環境つくり 032 「ナゼナゼ五回」の精神で原因追求の掘り込みを深く 033 美談のかげに責任回避 034 一日二十四時間人に興味を持て 035 「修羅場での格闘」の大切さ 036 冗長性(redundancy)の大切さ 037 地位を得て伸びる人、地位に潰される人 038 あなたは地位にふさわしい資質をそなえていますか 039 日産ゴーン社長のコミットメントは万能ではない 040 再び「企業は人なり」 第五章 管理部門の総点検と意識改革日本が世界有数の経済大国になる過程で、官僚機構は大活躍しました。しかし今、経済企画庁長官を務めた堺屋太一氏は「平成官僚は日本を滅ぼす」として官僚支配からの脱却を叫んでいます。企業における官僚機構は管理部門です。 企業の成長を支えた官僚機構である管理部門が時代の変革に際して改革の阻害要因になっていないか、管理部門の総点検が必要です。041 高度成長の推進役 官僚機構と管理部門 042 知らぬ間に自己防衛の防壁が 043 社内規則は時限立法と心得るべし 044 人を呼びつける人事・勤労・経理はいらない 045 早期発見早期治療のために経理はホームドクタであれ 046 組合の声は天の声 047 最前線で働く人々の声にどうしてそこまでこだわる? 048 管理部門が職場の怨嗟のまとになっていませんか 049 管理が出来ず専門知識も無い人のために管理部門はある? 050 官僚の本質は変化への対応を拒絶する絶滅種思考 051 実務を知らない人間を管理部門に登用してはならない 052 管理部門の全ての人間を実施部門と入れ替えよ 第六章 創業者の精神に学ぶ「企業は人なり」とならんで企業経営の最重点事項に「顧客第一の精神」があります。世界同時デフレ時代には従来とは比較にならないほど「顧客第一の精神」が重要になってきています。創業者が今日の栄光を勝ち得るために艱難辛苦した時代の「創業の精神」に今こそ学ばなければなりません。053 松下幸之助の「水道哲学」 054 創業者の残した形式だけが残り聖域と化す 055 洋の東西を問わず創業者の精神が忘れられている 056 社是・社訓の価値を見直そう 057 経営には理念が必要 058 心にとめておきたい社訓 第七章 不祥事を起こさぬために何度も繰り返しましたが、名だたる大企業で続発した不祥事発生の土壌は多くの企業に共通のもの理解しなければなりません。一連の不祥事発生を自分のことと捉えあなたの会社が不祥事を起こさないために手を打たねばなりません。そのために私の信念を吐露したいと思います。059 敗北の方程式:パイプの詰まり 060 敗北の方程式:隠蔽体質 061 謝罪の機会はたった一度だけ 062 「企業文化は急には変わらない」ですまして良いものか 063 自由に物がいえる雰囲気を 064 逃げ回るより正面突破の方が格段に易しい 065 不正は絶対許さない雰囲気を 066 不正をしなくても良い職場を 第八章 強いリーダシップで改革実行「重役のあなた」は実情が良く理解できたと思います。早速改革を実施しなければなりませんが、すでに改革に乗り出して成功している企業が続出しています。そのヒントは「大艦巨砲主義から、軽装備で機動性のある柔軟な組織へ」と「部分最適から全体最適へ」の二つです。今こそ「重役のあなた」がご自身の創意工夫で強いリーダシップのもと、改革を実行しなければなりません。067 大艦巨砲主義への決別 068 軽装備とスピード感溢れる意志決定が出来る組織へ 069 部分最適から全体最適へ 070 考える力を取り戻そう 071 力強いリーダシップで前進を 072 さあ新しい出発です ビジネス応援団>重役は裸の王様
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