072 39Ra-Duation

流れる車窓からはもう
校舎はもう見えなくなって
離れてゆくたび
過(よ)ぎる想い出

重なる偶然から
ひとつの出会いを見つけ
きっかけを作ろうと
ムリをしてたな

他愛ないこと 話すだけでも 嬉しくて

想い出のかけらを ひとつ ひとつ
集めていた日々が
だけど それだけで何になるんだろう
もう二度と会えないかもしれないのに

ねぇ こんな頼りない
僕でもキミに会いに行くなら
待っててくれますか? 会ってくれますか?
気が付けば ただ駆け出していた

いつもの改札口
大勢行き交うターミナル
奇跡を信じたいけど
ドラマは起きない

届くことのない 想いを全部 歌にして

かけらから導いた
キミの好きなことや夢もタイプも
澄んだ瞳が映し出した未来に
僕はどこかに見えていたのだろうか?

そう思うともっと
自分から目を背けてしまう
目を塞ぎたい結末を怖がって
ひとりだけ残されたみたいだ

キミに僕のかけらは
残っているのかな
今さらだけれど
キミへの想いを乗せる

想い出のかけらが
風に舞う桜の花びらのよう
少しでも長くいたいと思うから
飾らずに言うよ キミが好きなんだ

ねぇ こんな勇気ない
僕でもキミにまた会えるなら
会ってくれますか? 待っててくれますか?
澄んだ瞳に映るように

ねぇ こんな頼りない
僕でもキミに会いに行くなら
待っててくれますか? 会ってくれますか?
ひたすらに ただ駆け出していた

それぞれの歩む未来に
幸せを願うよ

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