065 Thanatophobia
当たり前のように 日々を生きている
不自由もなく 楽しみもある
好きなことがあって 一緒にいたい人もいる
そんな日がずっと 続けばいいのにな
ねぇ どうして 僕らの時間に
限りなんてあるの?
歳は刻んでもいい ただ生きていたいだけ
いつかは来る 別れ告げる時
分かっているけど
近付いてこないで 今のこの世界が好きなんだ
幼い頃 連れられ出たお葬式
おばあちゃんはどこへ行ったの?
空に上ったと言われて よくは分からなかった
後になって分かった 知りたくはなかった
ねぇ どうして 僕らの時間に
限りなんてあるの?
ずっと生きてたいよ 灯消さないで
眠る前に 暗闇が襲う
形のない怖さ
夢も見ることなく 飛び越えたあの時間 何も残らず
過ぎてゆく 毎日の中でできてゆく
いくつもの 記憶たちを抱きしめて
まとわりつく 形のない怖さ
忘れさせるから
もう怖がらないで 涙流さないで
冷たい手をあたためてあげる
こころを緩めて
また思い出すなら わたしが包んであげるから
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