044 体温

人は あまりに儚くて そばに人がいなければ
ちょっとしたことで倒れると なかなか起き上がれないんだ

とても愛する人が死ぬ 映画だけの話なら
いつの日かそれは訪れる 50年先か明日のことか

冷たくなったきみからは 一言も聞こえない
冷たくなったきみからは 胸の音聞こえない

瞳閉じれば すぐ浮かぶ きみのやさしい その笑顔
空いた穴 塞がらないのは それだけ代わりなどないから

どれだけ遠く歩いても きみを見つけられない
どれだけ高く上っても きみの手に届かない

いつか温もり消えたとき きみに会いにゆくから
いつか生まれ変わっても きみにめぐり逢えたら

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