蒼白の月
親愛なる現実たちよ・・・
僕ならば 此処に居る。
残された可能性の中で
必死に生きている・・・
僕の声が
蒼白の月に響くなら・・・
僕のこの胸の
痞えもとれるだろう・・・
親愛なる真実たちよ・・・
君たちは 何処にいる?
限られた命の中で
必死に生きている・・・
君の声が
蒼白の月に届くなら・・・
君のその魂の
痞えもとれるだろう・・・
全てを許すことでしか
見えない未来に支配され
全てを壊すことでしか
消えない過去があるのなら・・・
運命の螺旋の中で
消えかかる僕を
救ってくれないか?
消えかかる僕に
気づいてくれないか?
僕ならば・・・
運命の螺旋の中に・・・