光輝く銀色の世界で
僅かに見える輪郭は
記憶の中で 行き来する
僕の呼吸に合わせるように
夢に見ていた銀色の世界で
微かに響くメロディーは
記憶の中を 行き来する
僕の鼓動に合わせるように
あの日
冬の星空に見とれて
寒さも忘れていた頃は
自分の可能性さえも
無限に広がる気がしてた
やがて
人は 自分が決めた
「限界の境界線」に立ち
それから未来を見定める
光り輝く銀色の世界で
僅かに見える輪郭は
忘れた何かを
取り戻すため
夢に見ていた銀色の世界で
微かに響くメロディーは
なくした何かに
気づくため
あるはずのものがないことや
ないはずのものがあることに
気づいて歩き出すため
記憶の中をさまよいながら
生きる糧を探して
今日を生きている
生きる意味を求めて
今を生きている
生きるべき明日を目指して
僕は生きていく