第14回通常総会 報告

報告者:代議員 河口幸貴

 平成20年3月22日,鉄鋼会館にて代議員による第14回通常総会が開催されました。広島県からは代議員4名(田中・河口・小山・竹本)全員が出席しました。
 「2008年度事業計画」が日本社会福祉士会ホームページ(http://www.jacsw.or.jp/)に,「2008年度暫定予算」が同ページ内の会員ページに掲載されましたので,会員の皆さまは以下の報告と併せてご確認ください。


議案
第1号議案 2008年度事業計画案
第2号議案 2008年度暫定収支予算案

 上記二案は一括審議され,常任理事及び事務局から説明されました。特に予算が「暫定」とされていることにつき「運営基盤の充実に向けて今回暫定予算の検討を進め,6月総会で補正する予定」との説明がありました。
また,各委員会の事業内容によって委員会の再編をすることとし,今後検討を進めていく素案が示されました。

 主な会場質疑は次のとおりです。

  • ① 2008年度の「支部長事務局長会議」を「支部長会議」に変更することについて,本部支部との意志疎通を図るという目標に沿わないのではないか。支部の持ち出しで事務局長が参加できるようにならないか。
  • → 財政的背景が理由であるが,質疑の趣旨は理解する。しかし,変更はできない。本部の費用負担は1名のみということで支部了解が得られるなら,そのような形もありうる。(生涯研修委員会議も来年度は中止とする)
  • ② 委員会の予算の30%カットと突然の再編について,日本社会福祉士会としてのミッションは何か。
  • → 社会福祉士のすべきことについては,法改正に伴い示されているところ。委員会は会員の活動の受け皿作りであり,それを整えるということである。
  • ③ 本部支部の財政按分率を5:5とする時期はいつか。
  • → 未定ながら近いうちに進めて行きたい。

 以上を経て挙手により両議案は承認されました。

動議
 東北ブロック選出理事の辞任承認および新任承認について,拍手をもって承認されました。
辞任 真田征子(秋田県支部)
新任 栗林孝得(秋田県支部)

報告

  • 1 倫理の遵守と不祥事の再発防止について
  • 2 公益法人改革への取り組みについて
  • 3 法改正に係る要望活動状況報告
  • 4 スクールソーシャルワーカー活用事業について報告
  • 5 IFSW世界会議ツアー紹介
  • 6 全国会議における旅費支弁基準について

 以上につき,今後広報や委員会を通じて報告・検討されます。
 その他,2010年度全国大会開催地は秋田県であること,2008年度全国大会準備状況の報告がされました。

講演
 厚生労働省社会・援護局総務課 社会福祉専門官 潮谷有二 氏
  「社会福祉士制度の見直し」

<要点>

  • 社会福祉の中核を担う社会福祉士という認識である。
  • 今後少子高齢化から生産人口が減少して行くことにどう対処するか。
  • 福祉人材確保指針の内容確認
    • 労働環境の整備/資格要件の見直し(キャリアアップ)の仕組み/福祉・介護サービスの周知(コムスン問題から,福祉現場のイメージダウン)/有資格者の参入促進/多様な人材の参入・参画の促進
  • 社会福祉士は相談援助だけでなく連携・調整・橋渡しを行い,法律上誠実義務が設けられた。
  • 資格取得後の自己研鑽~生涯研修制度の有効活用,専門社会福祉士の仕組みについて職能団体ベースで検討を進めてほしい。
  • 衆議院付帯決議(071102)
    • 福祉事務所などでの任用拡大
      職域拡大(司法福祉分野での支援/教育分野でのスクールソーシャルワーカー など)
  • 養成課程における見直し説明
    • 社会福祉士に求められる知識の範囲(制度理解など)を整理した。連携(つなぐ)・資源把握を獲得するような教育カリキュラムを見直した。
  • 実習受け入れができる独立型社会福祉士事務所についてはこれから詰めて行く。