ファンタジー主従そのいち

露日で主従だったら断然主:露様、従:日だと思っていましたが
日がマスターで露様が召喚獣というのもまたよいものだなあと思いつきました。
サーカスの熊と調教師の趣ですな。気まぐれな獣とどっか緊張感の漂うマスター
そんなファンタジー妄想。ヘタリアファンタジアじゃありません。
本田君、あったかーいvv
術者の本田さんが呼び出した召喚獣のイヴァンさんはちょう強い子。
特殊な魔物で他の魔物を使役できます。
すごく強いんだけど何でか本田さんのことが気に入って契約。
契約してるけど言うこと聞きません。帰れって言っても帰ってくれません。
「あそこは寒いんだ…ここはあったかくていいねえ」何かとひっついてきます。
宿屋はツインで取らないといけないわダダこねるわで本田さん振り回されっぱなし。

そんなイヴァンさんは実は氷雪の王と呼ばれる、本来本田さんの実力では
呼び出せないほど高位の魔王でした。今回は術者の力が弱いから
嫌になったら殺しちゃえばいいんだからちょっとだけ付き合ってみようって思って
付き合ってるうちにうっかりほだされてゆく魔王様。
本田さんやさしーですからね寒い寒いって愚痴ったら虎の子はたいてコート買ってくれたり。
本田さんはまさか魔王だとは思わず一緒に旅してる。
本田さんの友達のアーサーさんが指摘しようとするけど
本田さんに見えないところでコルコルコル…と脅してしゃべらせません。

召喚獣とは思えないわがまま気ままし放題のイヴァン。
南の海の色の石のペンダントを欲しがって地面に寝転がったってジタバタしたり(恥)
戦闘中も命令を無視してもらったペンダントをかばったり、
折角菊にもらったコートが汚れるからって菊に向かってきた攻撃を避けたり。
まじで言うことを聞きません。
一回本田さんが死んじゃって魔王の力で蘇生させた後は
今度は本田さんの安全が最優先で(人間はすぐ壊れちゃんだから!)
命令を無視するようになるイヴァンさん。やっぱり言うことは聞きません。

最初は全然露→日じゃないんだけど、一度死なせちゃってから露→日になります。

きっとねえ…「ここはひっこんでなさい!」「やだよ」
「そんなわがまま言うんだったら手伝わなくていいです!邪魔しないでください!」
売り言葉に買い言葉で手を出さないでいたら本田さんうっかり死んじゃったんですな。
まさかこんな簡単な戦闘で死ぬとは思わなくて魔王様も油断してたんですが、
いつだって本田さんの行動はイヴァンさんの予想を飛び出します。死ぬときですら。
いつだってイヴァンさんの思い通りにはならないのが本田さんです。

命令を無視するし舐められてるんだけど懐かれてるのがいいです!
最終的にお互いにほだされちゃって
本田さんが魔王と判明したイヴァンさんを助けちゃったり
イヴァンさんが(契約に従って)本田さんの魂を取るのをやめちゃったりすると
もえベターですvv

そんな友情ふぁんたじあ(笑)妄想でした。