■ 7/3 ■
昨晩の就寝は遅かったのに6時前に目が覚めました。
集合時間まで時間つぶしにホテルの周囲をうろつきます。
猫があちこちに転がってるんですよ…!しかも逃げない(嬉)
日中になると今度は暑くて猫鍋のようにだんごになってだれている猫とか犬とかもう…!
画面右下の豆粒のような黒い点が猫です…デジカメ持って出ればよかったです…(後悔)
さて、ツアーの開始です。
朝も早よから集められ、バスに乗り込みます。今日は強行軍です。
一応申し訳程度に台北市内観光もします。
台湾観光と言いながら内容が国min党史跡めぐりなので内心やさぐれる困った私
それにしてももう既に暑い(汗)予報では36℃まで上がるそうです。さすが亜熱帯です…。
まずは忠烈祠にて衛兵交代を見学。
強力な仮想敵が存在する徴兵制の国の兵隊さんは大変きびきびしておりました。
ここは国min党の靖国神社のような場所です(台湾のではないですよ、国min党のです)
国共内戦や抗日戦などで命を落とした英霊に手を合わせてきました。
かつての敵国の子孫に手を合わせられても微妙なのかもしれませんが…。
しかしツアーは強行軍。周囲の壁画を舐めるように見たいのにそんな時間はありません(残念)
また来ることがあったら是非舐めるように見たいです…!
続いては故宮博物館へ。
これもメインは国min党の強奪品ですものね…台湾の物品はないんだから
台湾の観光地とは言いにくいような気もしますが…(汗)
強行軍なのでほとんど時間は取れません。現地係員の方がすっ飛ばして説明してくださいます。
私は申し訳ないのですが説明はあまり聞かずに興味を引かれた展示品を見てました。
世界最古の国同士の侵略に対する賠償契約の甲骨文字とか。
茶色っぽいものばっかりなのであんまり興味がないんですよね…<暴言で申し訳ない!
ところどころで土産物屋さんが差し挟まれます。
史跡はフリータイム30分なのに土産物屋さんは1時間です。
最初イラッときましたが(苦笑)そういうプレイだと思うことにしました。
格安ツアーで免税店に突っ込まれておみやげをいっぱい買うツアー。
よし大丈夫、そのつもりで楽しみます(自分に言い聞かせ中)
さて、続いては台湾の熱海か江ノ島のような海辺の町、九フンに向かいます。
九フンは山の中、いろは坂のような急な曲がり道くねくね。恐ろしいことこの上ないです。
どこまでも続く急階段と低緯度地域の強烈な日差しにノックアウト寸前です…
暑い…しんどい…血中の何かの濃度が上がってそうです。でも風景はとても綺麗vv
山の上の展望台から下を眺めると
海原に散らばる島々が見えます。とても、とても美しいです…(感激)
郊外に出ると台湾さんはとても美しい…(台北市内もいいんですけど、個人的には
香港さんに似てるんですが香港さんより地味でなおかつ秩序が少ない印象です。
国際都市としては香港さんのほうが先輩ですかね…安全は香港さんより高そうですが)
ね!?埼玉みたいに美しいんですよ!(そのたとえは何なんですか)
利根川水系の印象なんですよね…遠くのほうに山があって、緑の平地が広がり、川が流れていて…、
こういう風景を日本君は美しいと誉めるんだろうなあと妄想しました。
瑞穂の国のひとだもの。稲穂がそよぐ風景を美しいと思う遺伝子が組み込まれてると信じてます。
郊外の風景に心洗われたのち、お茶屋さんと民芸品店とあしつぼマッサー店に突っ込まれます。
私はオプションの金額をむしりとられる気がなかったのでお断りして
(本当は空いてる時間があったら書店で民族衣装の資料をあさりたかったのですが
ツアーの途中で抜けるのはまかりならんということで留め置かれたので<放置プレイ)
ロビーに置いてあった台湾さんとこの新聞を舐めるようにじっくり解読してました。
中国語はできませんから解読というか観察(笑)
おそらく台湾における東すぽのような新聞なのでしょうが、表現がかなり直接的でぎょっとします…。
血みどろの刃傷沙汰の写真が載ってたりフェ●●●の図解が載ってたり(汗)
旅行特集が日本さんとこの特集でした。やっぱり好きか…日本さんも台湾さん大好きですもんね!
(来台する観光客を国別で見ると第一位は日本人。
ただし、ちょうど4日から中国からの観光客直接乗り入れが
一部解禁されたので(歴史的な一歩だそうですが…うーん)
来年以降は中国さんに抜かれるかもしれません)
ところでこのツアーはごはんがおいしいのが決め手の一つでした。
台湾料理はおいしいですvv
おいしい夜ごはんをいただいてから夜市に繰り出しました。が。
私…夜市を舐めてました…惨敗ですorz
香港さんとこの女人街には慣れてるのでタカをくくっていたらえらい人波でした(ばたり)
リベンジにホテルの周囲の夜市とスーパーをうろつきました。
前日と早朝に確認しておいたので安心です。事前の確認が大事!
■ 7/4 ■
最後の免税店に突っ込まれ、後は空港に向かいます。
郊外の空港に向かう間、見納めとばかりに車窓に貼り付いて台湾さんの姿を目に焼き付けました。
水田蓮田の間にバナナやヤシが生える、そんな田園風景は(植生を無視すれば)日本君と見紛うほどそっくりです。
豊かな水と、豊かな緑。台湾さんはやはり麗しの島でした。
台湾さん、お世話になりました!再見!
台湾さん誕生は中国さんが入ってきたあたりだろうと勝手に思ってるのですが
いい機会なので中国さんが入ってくる以前の台湾の民族衣装の資料を探してました。
残念ながら書物は見つけられなかったのですが代わりにこんなものが。