「日露戦争の世界史」崔文衝著 より

日露戦争後、英仏・露日の関係が密接になることによって
満州の権益を得られなくなるのではないかと恐れたアメリカは
満州鉄道を中立化し買い取ろうとして、ロシアに接近します。
ドルの弾丸によって日本を満州から追い出そうとしたアメリカ
しかし、悪い条件ではなかったこの提案をおロシア様は拒否しました。
“満州掌握のためロシアは日本と戦争までして犠牲を払ったのに対し、
その果実を今アメリカが横奪するのではないかと判断したのである”

ちなみにアメリカは満鉄中立化をまずイギリスに提案したのですが、
それには英日を分離させる意図があったようです。しかしイギリスさんも中立化には反対。
その後、四国は手を組んでアメリカは満州から締め出されました。
なんか男くさい友情を築いてる…(笑)
殴り合いのケンカで手に入れたものを金で買われてたまるか!
って手を組んだ感じ!(キュン)ときめいたので描いてみました。

注意:露日が戦ってます。






























アメリカはロシアと日本を削り合わせようとしたのに
日本が意外と攻め強かったために警戒感を強めた
ようなのですが…アメリカってイギリスのまねして
均衡策を使おうとするけど下手なんですよねー(汗)
均衡策とか二枚舌はこまやかさんじゃなきゃ使え
ないんだからアメリカ君には難しいと思うんですが
昔も今もいろんなとこをこじらしてます…(汗)