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● 龍査理(チャーリー・ロン)の中国コラム ●







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『値千金』純金に値する春茶

今年の4月5日(火)は、中国の旧暦で言う『清明節』であった。
『清明節』は、『掃墓節』と呼ぶ地方もあり、先祖代々のお墓をきれいにして、 霊を祭る行事で、中国の人々にとって重要な行事のひとつである。

この日はお茶を摘む重要な日でもある。この日以降に摘んだ茶葉は 「春茶」として出荷されるからだ。

しかし今年は、例年よりも春の到来が遅く、上海でも3月に入って 雪が降るなど荒れた天気が続いていた。
それが影響したのか、「春茶」の生産量が全国的に減産した。
また通常ならば届くはずの、お茶葉が時期になっても入荷せず、 市場は混乱した。

それを受けて、各地の茶葉卸売市場では、「春茶」の価格は、軒並み 値上がりして、広州の芳村市場では例年の25%程アップしたようだ。
もちろんそれに便乗して、卸売市場内で、全てのお茶葉の価格に反映 してしまうお茶屋があったのは、残念なことである。

5月24-27日に山東省の済南で「茶博会」(お茶葉博覧会)が開催されるが それに伴って博覧会を盛り上げるために22日に茶葉オークションが 同会場内で開かれた。

その際出品された茶葉の中で、50Gの「獅峰西湖龍井」の「春茶」が、 13.8万元の価格をつけて話題になった。
50Gの茶葉が、1KGの純金と同じ価格とは!!

落札した方のコメントが良かった。

「本当によい茶葉には価格なんてつけられませんよ。好きな人にとっては 値千金でも、嫌いな人にとっては、1文の価値にもならない。」

お茶との出会いは、一期一会。皆さんも皆さんにとって『値千金』の 茶葉を探していただきたい。

文・写真/龍査理(チャーリー・ロン)



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