日経新聞より。
共同通信より。
産経新聞より。
奈良を拠点に活動した仏像写真家の永野太造さん(1922〜90年)が撮影したガラス乾板約7000枚が、帝塚山学園(奈良市)に寄贈されたとのこと。今後、帝塚山大の奈良学総合文化研究所と付属博物館で調査、研究を進める。
永野さんは、写真家の入江泰吉や渡辺義雄らとともに、仏教美術を研究する上で基本となる書籍「奈良六大寺大観」(岩波書店)や「大和古寺大観」(同)に多くの作品が掲載されている。ただ、個人の写真集などが極めて少なく、その活動については、ほとんど知られていなかった。
ガラス乾板は寺院名や仏像名が書かれた厚紙の箱に収められ、八つ切りサイズ17〜18枚入りの396箱と、四つ切りサイズ約10枚入りの65箱あり、推定約7000枚に及ぶ。1枚ずつ薄紙で包まれ、撮影時期などが記載されたものも。写真は、細部まで観察できる資料写真の撮影方法が徹底されている。
読売新聞より。
札幌市の野外彫刻のうち、寿命が50年ほどとされるコンクリート製彫刻の劣化が進んでいるとのこと。市内に約40体あるが、多くは1950年代から60年代にかけて作られたからだ。一部は市民団体がボランティアで延命措置を行っているものの、「腐食などで内側から崩壊するのは時間の問題」とみる。友の会が管理者の札幌市に要望しているのは、現状把握のための調査組織や保全に向けた専門家組織の設置。崩壊の時期を遅らせるための延命措置の実施も併せて求めている。
北海道新聞より。
岡山県瀬戸内市出身の竹久夢二(1884〜1934年)が晩年、米国滞在中に描いた裸婦の油絵を14日、夢二郷土美術館(岡山市)が入手したとのこと。油絵は横74・9センチ、縦65・4センチで外国人裸婦が対角線に寝そべる構図。1994年に書籍で紹介されたが、実物は未公開だった。
夢二は、31年から米欧を歴訪。ロサンゼルスに約1年間滞在し、個展も開いた。油絵は当時、交流のあった香川県出身の写真家宮武東洋(1895〜1979年)に贈られ、孫に引き継がれていた。
山陽新聞より。裸婦像は「創設50周年記念 初公開 幻の夢二の油彩画《西海岸の裸婦》アメリカから里帰り」で一般公開されるとのこと。夢二郷土美術館で2016年7月5日(火)〜10月16日(日)開催。
朝日新聞より。
日経新聞より。
共同通信より。
時事通信より。スクラップ2015年9月12日「ヴォーリズ建築、内装も保存へ 大丸心斎橋店本館」(朝日新聞)の続報
産経新聞より。