日経新聞より。
AFPBB Newsより。
京都新聞より。
日本の代表的な建築史家で、国内の近代建築の保存・復元でも活躍した東大名誉教授の鈴木博之さんが3日、死去した。68歳。
東大大学院博士課程修了。東大教授として日本の建築史研究をリードする傍ら、JR東京駅の赤れんが駅舎復元や愛媛県八幡浜市の日土小学校の修復保存など、各地の近代建築の保存活動で大きな役割を果たした。
共同通信より。
兵庫県教育委員会は10日、中国の戦国時代(紀元前5〜前3世紀)や隋・唐時代(6〜10世紀)の青銅鏡など300点以上を県内の収集家から寄贈を受けると発表した。専門家は「日本の重要文化財に匹敵する青銅鏡が20〜30点ある」と評価している。
県教委によると、寄贈されるコレクションの中には、夏時代(紀元前2千年ごろ)の青銅鏡と推定される最古級の「松緑石象嵌鋸歯縁鏡」や、2枚の鏡を重ね合わせて作られた戦国時代の「二重鏡」13点がある。
共同通信より。
第39回木村伊兵衛写真賞は、森栄喜さんに決まった。
平成25年に写真で同性婚をテーマにしたプロジェクトを恋人と始めた。受賞対象は、恋人や友人、自身を被写体に日常を記録した写真集「intimacy」(ナナロク社)。
産経新聞より。
AFPBB Newsより。
青森県八戸市は19日、国重要文化財に指定されている「是川遺跡出土品」の土器など11点と、国重要有形民俗文化財「八戸及び周辺地域の漁撈用具」の釣漁具など7点の計18点を紛失したと発表した。いずれも台帳が不備で、点検も行われてこなかったことから、なくした時期もはっきりしない状態。
発表によると、紛失した出土品は1962年に指定された633点の一部で、縄文時代晩期のつぼ形土器3点、注口土器3点、土偶5点。図録用写真の有無などから、土器は85〜94年頃、土偶は76〜88年頃紛失したとみられるとのこと。カギのかかったケースや引き出しに保管していたことから、市では盗難の可能性も含め、持ち出されたとみている。
一方、漁撈用具は93年に指定された1383点のうち、イカ釣具「ヤマデ」やイワシの油を搾る道具「ドウ」などが紛失。保管場所は同市内の収蔵庫だが、指定を受けた後は1度も総点検したことがなく、なくなった時期もわからないという。
読売新聞より。
九州大学を中心とした学術調査団(団長・松原孝俊九大大学院教授)が米ハワイのホノルル美術館所蔵の和本を調査し、専門家に存在すら知られていない貴重な絵入りの娯楽本、草双紙21冊を確認した。まとまって見つかるのは極めてまれとのこと。
2011年2月〜13年9月の6回にわたり現地調査をした。米国出身で日本に住みながら浮世絵、春画の研究や収集を続けたリチャード・レイン(1926〜2002)コレクションの和本約1万1千点の中から見つけた。
レインコレクションの和本は、17〜18世紀の仮名草子、浮世草子、草双紙、子ども絵本など絵入りの本が中心。今回貴重なものと確認された21冊の内訳は「物くさ太郎」といった民話、平家物語の後日譚などの軍記物、歌舞伎、演劇の題材などで、日本の古典書台帳「日本古典籍総合目録」「日本小説書目年表」などにも掲載がなかった。
西日本新聞より。
産経新聞より。
AP通信によると、ヤン・フートさんが27日、死去、77歳。
ヘント市立現代美術館長などを務め、同市の多数の民家を展示会場にした「シャンブル・ダミ展」(1986年)が話題に。92年にはドイツで開かれる世界最大規模の現代美術展ドクメンタのディレクター、95年には東京・青山で「水の波紋」展を企画した。
朝日新聞より。