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2011年
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07/02 「金字経」３点発見 鳥取・宇倍神社付近の経塚から
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| 鳥取県立博物館は１日、宇倍神社近くの経塚から出土したとされる同館収蔵資料の中から、「金字経」３点を発見したと発表した。経塚に埋納された金字経が見つかったのは全国で３例目。 金字経は３点あったが、いずれも半分以上が腐って欠け、紙が固まって開けない状態。経筒を入れた箱書きに「因幡一之宮神鏡御経壇」という記載があり、宇倍神社近辺で青銅製の経筒に納められた状態で出土（時期不明）したことが分かる。経筒の形などから平安時代（12世紀ごろ）のものとみられる。 最も保存状態の良い１点については17・５センチの経軸が残っていたが、全体で幅13・８センチ、直径３・８センチの断片。金字で書かれた「達」「明」の文字が判読でき、「法華経」と確認されたが、いつ誰が埋納したのかは不明。 同館によると、平安時代に金字経を書写したのは天皇や皇族、上流貴族などに限られ、金字経の埋納も大峯山（金峯山＝奈良県）高野山（和歌山県）など名だたる霊場がほとんど。実際に金字経が見つかったのは金峯山と高野山の２例だけで、このうち１００７年に藤原道長が金峯山経塚に埋納した金字経は国宝・重要文化財に指定されている。 日本海新聞より。金字経は鳥取県立博物館で12日から「歴史の窓」コーナーで公開するとのこと。
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北國新聞より。
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| １９９６年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した米画家のサイ・トゥオンブリー氏が５日、死去した。８３歳。 トゥオンブリー氏はボストン美術館付属学校とニューヨークの美術学生連盟で学び、ローマやミラノで定期的に個展を開催。米国の抽象表現主義の第２世代と見られたが、独自の道を歩んだ。５０年代後半からイタリアに居を移し、絵画や彫刻などの作品を発表。巨大なキャンバスに描かれた抽象画で知られる。“子供のいたずら書き”と形容される反面、ギリシャ・ローマの古代世界に遊ぶ「孤高の詩人」とも呼ばれた。 産経新聞より。
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共同通信より。
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AFPBB Newsより。
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| 竹久夢二（1884〜1934）が描いたとみられる未公開の美人画が北海道の岩内町郷土館で見つかったとのこと。夢二と交流のあった作家・長田幹彦（1887〜1964）の未発表作品の表紙絵に使われる予定だったとみられる。 見つかったのは、赤や青色の浴衣に身を包んだ女性が、かんざしに手を添えたものと、手鏡を持っている姿を描いた２枚の表紙絵。いずれも「朝寝髪」「幹彦作」と書かれ、赤色の円の中に「Ｓ」の文字を施した夢二のサインが入っているとのこと。 長田は岩内町を題材にした作品を発表しており、その縁で長田の孫の妻が2003年、自宅書斎に眠っていた遺品を、岩内町郷土館に寄贈。表紙絵は、郷土館が長田の特別展を開催するために資料整理をしていて見つけたとのこと。 読売新聞より。
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共同通信より。
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共同通信より。
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| 茨城県近代美術館で、書物や動植物の標本などを食べるとされる「チャタテムシ」が大量発生しているとのこと。チャタテムシは文化財に害を及ぼす害虫の指標とされ、他の害虫の発生も懸念される。このため、同館は23日から開催予定だった企画展を急きょ１週間延期、その間に駆除することを決めるなど対応に追われている。 同館によると、複数の職員が先月28日、１階ロビーに展示してある彫刻や台に大量のチャタテムシが付着しているのを見つけたとのこと。その後、２階の展示室でも確認され、館内全体で発生している恐れがあるという。 読売新聞より。延期される企画展は「輝く女たち―その強さ、儚さ、複雑さ」。延期後の日程は7月30日から９月１１日まで。
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| 林原美術館（岡山市）が、林原の経営破綻で揺らいでいる。旧岡山藩主池田家関係品など収蔵資料の中に、同社や個人の名義品が含まれ、債務処理の過程で散逸する可能性があるため。 同社前社長の父、故林原一郎氏の収集品をベースに１９６４年開館した同美術館（総収蔵数約１万件）。国指定品は岡山県内随一の29件（国宝３、国重要文化財26）。 収蔵品の大半を占める「財団法人林原美術館」の所有品は、会社更生手続きの影響を直接受けることはない。一方、個人、同社の名義分（計約１４００件）は、資産整理の余波を受ける恐れがある。現在、更生管財人の管理下にある同社名義品に対し、より不安定なのは個人名義品（６７９件）で、今月初めには債権者による保全対象にしようとの動きがあり、関係者に動揺が広がった。 山陽新聞より。
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共同通信より。
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