2011年
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04/01 10ドルで入手の絵、競売で100万ドル超える可能性
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ロイターより。リキテンスタインのスケッチに関する記事。
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共同通信より。
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東日本大震災では数々の文化財も損傷・倒壊したり、津波にのみ込まれたりした。文部科学省の調べでは3日午後4時現在、被害を受けた文化財は443件。行政が人命救助や復興などに追われ、被害の修復が進んでいないのが実情で、修復が不可能なものも少なくない。 仙台藩・伊達家の菩提寺として知られる宮城県松島町の瑞巌寺では、国宝に指定された寺の台所にあたる庫裏の壁に大きな被害が出た。瑞巌寺は平安時代の天長5(西暦828)年の建立。庫裏のしっくい壁には、地震で1〜2メートルのひび割れが無数にできており表面が大きくはがれ落ちている。しかし、石灰などを混ぜた特殊な塗り物で固められた壁の修復は、京都や奈良などの伝統技術を持つ左官業者にしかできず、修理の見通しすらたっていない。 文科省などによると、仙台市青葉区では、国宝の大崎八幡宮の板壁や漆塗装、彫刻が破損した。茨城県では、重要文化財などに指定されている、水戸藩の藩校だった「旧弘道館」で、徳川斉昭の和歌が彫られた「学生警鐘」と呼ばれる鐘楼が全壊するなどの被害が出ている。鹿嶋市の鹿島神宮本殿では表参道にある高さ約10メートルの石造り大鳥居が根元から折れて倒壊した。明治38(1905)年に岡倉天心が北茨城市に建てた「茨城大学五浦美術文化研究所六角堂」(国登録有形文化財)は津波で土台だけ残し消失した。福島県いわき市では、白水阿弥陀堂でも扉まわりに軽い破損が見つかった。 こうした文化財の修復はほとんど進んでいない。文化庁によると、文化財の修復には、専門家が被害を確認したうえで、さまざまな手続きも必要。担当者は「被災現場で、倒れたものを直すぐらいはできるだろうが、本格的な修復には、時間がかかる」と話す。しかも、文科省が把握しているのは、国が指定や選定などに関わった国宝や重要文化財など主な文化財の被害のみ。それ以外の文化財については、どれぐらいあるかも分からないのが実情。 文科省では4月から被災地で、自治体レスキュー隊と協力して、文化財を探し、保護する「文化財レスキュー事業」もスタートさせたが、実際にどれだけ保護できるか見通しはたっていない。 産経新聞より。
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共同通信より。
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宮城県は7日、東日本大震災で被災した美術工芸品など文化財の保護に着手する方針を決めた。文化庁の「被災文化財等救援事業」のスキームに基づき、倒壊の恐れのある建物などから地域の文化財を緊急に移し、一時保管する。11日にも仙台市博物館(仙台市)に現地本部を設置、事業費は寄付金・義援金で賄う。 実施主体となるのは、東京文化財研究所を事務局とする「被災文化財等救援委員会」。同委員会は文化財・美術関連団体など専門家を中心に構成。文化庁、被災地各県の教育委員会からも職員を受け入れ、現地本部を立ち上げる。文化庁の「文化財レスキュー隊」が現地に赴き、所有者の立ち会いの下、文化財を探し出す。一時保管場所として宮城県美術館(仙台市)など3カ所を予定している。 時事通信より。記事とは直接関係ありませんが震災関連サイト:東日本大震災 博物館情報
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北國新聞より。
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文化審議会(西原鈴子会長)は15日、8件の建造物を重要文化財に指定するよう高木義明文部科学相に答申した。また、文化審議会は重要伝統的建造物群保存地区に3地区を選定するよう答申した。一方、2009年の火災で焼失した横浜市戸塚区の旧住友家俣野別邸について、重要文化財指定を解除するよう答申した。 新しい指定、選定。 【重要文化財】旧高橋家住宅(岩手県奥州市)▽聖徳記念絵画館(東京都新宿区)▽明治神宮宝物殿(東京都渋谷区)▽旧外川家住宅(山梨県富士吉田市)▽旧村山家住宅(神戸市東灘区)▽片倉館(長野県諏訪市)▽旧三井家下鴨別邸(京都市左京区)▽柞原八幡宮(大分市) 【重要伝統的建造物群保存地区】南会津町前沢伝統的建造物群保存地区(福島県)▽豊田市足助伝統的建造物群保存地区(愛知県)▽萩市佐々並市伝統的建造物群保存地区(山口県) 朝日新聞より。
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16日、京都市伏見区の醍醐寺で、西大門にある重要文化財・木造金剛力士像の一部が壊れているのを、現場で窃盗事件の鑑識活動をしていた山科署員が見つけたとのこと。この日、像の足元に投げ込まれたさい銭を盗んだとして男が逮捕される事件があり、同署が関連を調べている。 破損していたのは西大門の左右にある金剛力士像2体のうち、右側の阿形で、右足の衣の先端部分が約30センチにわたって折れ、その場に落ちていたとのこと。像の周りには高さ約1.5メートルの柵があったが、一部が取り外された状態だったという。 同像は平安時代後期の1134(長承3)年の作で、高さ約3.6メートル。 京都新聞より。
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共同通信より。
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盛岡市の岩手県立博物館は、東日本大震災の被害を受けた県指定文化財「吉田家文書」の修復作業を進めている。同館は本年度、総力を挙げ「文化財レスキュー」のために高い専門性を生かす。 陸前高田市立図書館の貴重本庫に収められていた吉田家文書は約100冊。江戸時代の気仙郡を知る貴重な史料だ。幸い流失は免れたが、海水や泥にまみれたため、絵図や陸前高田市史編さんの基礎史料一式などと共に同館へ運び込まれた。修復は、同館職員をはじめ県文化振興事業団埋蔵文化財センター職員、岩手大と盛岡大の学生ボランティアの総勢約170人体制で取り組んでいる。 岩手日報より。
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東日本大震災の津波で消失した「六角堂」を、管理する茨城大が再建に乗り出すことになった。同大職員が沖合20〜30メートルの海上で浮かんでいる六角堂を写真に撮影していることから、そのまま海底に沈んだ可能性もあるとして、文部科学省や市など関係機関と協議し、早ければ5月の大型連休明けにも海中の捜索活動に入りたい考え。
茨城新聞より。
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共同通信より。
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日本芸術院は26日、2010年度の日本芸術院賞を9人に授与し、うち日本画家の山崎隆夫さん(71)、劇作家・評論家の山崎正和さん(77)、オペラ演出家の栗山昌良さん(85)の3人に恩賜賞も合わせて贈ると発表した。 受賞者と業績など。(敬称略) 【恩賜賞・日本芸術院賞】山崎隆夫=日本画、「海煌」=10年日展出品作▽山崎正和=戯曲・評論、戯曲及び評論の長年の業績▽栗山昌良=洋楽、長年の日本オペラ界への功績 【日本芸術院賞】黒田賢一(64)=書、「小倉山」=10年日展出品作▽古谷誠章(56)=建築、「茅野市民館」=05年完成、06年改修▽山本孝(74)=能楽、卓越した演技による近年の舞台成果及び後進の指導などの業績▽中村橋之助(本名中村幸二、45)=歌舞伎、「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」(芝翫〈しかん〉型)の熊谷役など近年における歌舞伎立役(たちやく)の演技▽野沢錦糸(本名高次〈たかつぎ〉郁、53)=文楽、文楽三味線方として埋もれた古曲の復活など多大な成果を上げた業績▽野坂操寿(本名野坂恵子、72)=邦楽、箏音楽を追究し続ける演奏活動 朝日新聞より。
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