2007年
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01/03 円山応挙の掛け軸など23点盗難 計1億5千万円相当
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朝日新聞より。こちらの美術館、元旦放送の「開運なんでも鑑定団」で紹介されていました。その矢先にこんなことに。
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文化庁は4日までに、アニメやコンピューターグラフィックスなどメディア芸術の振興に向け、2007年度から、若手作家の発掘や海外デビューの後押しに乗り出すことを決めた。07年度政府予算案に関連経費4億4000万円を計上した。 若手支援はアニメやCG、ゲームのプログラムなどが対象。学生コンテストで入賞したり専門家から推薦を受けた作家を対象に数人選び、各300万円程度の予算で新作の制作を依頼するとのこと。また、同庁が毎年実施している「メディア芸術祭」の展示規模も拡大し、国内外の学生や若手作家による国際的な共同制作など新たな企画に取り組む。優秀作品は欧米や韓国の芸術祭にも積極的に出品する計画。 日経新聞。
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5日、死去した。93歳。 石川県生まれ、東大文学部美術史学科卒。戦中から評論活動を開始し、戦後は1964年の国立西洋美術館でのミロのビーナス展など、大規模な展覧会を手がけた。レンブラントなど西洋美術やジャポニスムの研究のほか、近代洋画の評論にも定評があった。 78年から94年までブリヂストン美術館長を務め、94年から2000年まで都現代美術館長。97年にフランス芸術・文化勲章コマンドール章を受けた。 読売新聞
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朝日新聞より。
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朝日新聞より。
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朝日新聞より
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イタリア検察当局が日本の美術館や収集家の一部所蔵品を盗掘品とみて調べている事件で、密輸シンジケートの黒幕とされるイタリア人美術商が日本との取引を示す書類を所有していたことが明らかになった。 検察はスイス・バーゼルにある同美術商の倉庫を2002年と05年の2度にわたり密輸容疑などで家宅捜索し、盗掘品とみられる古美術品の写真約1万点と伝票類約200束を押収したとのこと。当局者によると、このうち「1991年4月付」の取引文書には、邦人古美術商とベッキーナ氏の名前が記され、両者の取引が裏付けられたという。 読売新聞
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山口県美祢市の下村遺跡から、シカの絵が描かれた弥生時代中期初頭(紀元前3〜2世紀ごろ)とみられるつぼ型土器の一部が出土したとのこと。県埋蔵文化財センターによると、同時代の絵画土器としては国内最古級。福岡、佐賀両県でも同時期の土器は見つかっているが、本州で確認されたのは初めてとのこと。 土器片は市道工事に伴う調査の際、集落跡の貯蔵穴から出土。粘土質の素焼きで、羽根や木の葉に似た模様の特徴から時期を特定した。シカの絵は土器の肩部分にあり、胴体と4本の足が細い線で描かれていた。体は約5センチで足の長さは約2センチ。頭が描かれた部分は見つかっていない。他の土器片から、つぼは高さ70〜80センチ、直径60センチだったとみられる。 毎日新聞
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豊田市美術館は2006年度に収集する美術品79点を決めた。速水御舟や河井寛次郎の初期作品など50点を購入、29点の寄贈を受ける。 速水御舟は初期の希少な風景画「夕陽」、河井寛次郎は磁器「●豆紅花瓶(こうとうこうかびん)」を収集するとのこと。国内ではほかに佐川晃司、丸山直文ら現代作家、地元ゆかりの作家の作品を加えた。国外作品では、エルネスト・ネト、オラファー・エリアソンらの作品を選んだ。購入総額は約1億9800万円。 東京新聞 作品は4月の「新所蔵品展」で公開するそうです。 ●:豆ヘンに工
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三重県立美術館が所蔵している松本竣介氏(1912〜48)の油絵作品「建物」の下の層に、同氏の代表的作品「Y市の橋」が描かれていることが同館の調査で分かったとのこと。 「建物」は、同氏の晩年にあたる47年ごろに描かれた8号の作品。厚さ7ミリの板に描かれており、X線や赤外線を用いた状態調査の過程で、下の層に描かれた「Y市の橋」が見つかったとのこと。 「Y市の橋」は、横浜市内の月見橋を描いた作品で、同氏が何度も描いた。現在、4点が確認されており、岩手県立美術館や東京国立近代美術館などに所蔵されている。いずれもキャンバスに描かれており、板絵の作品が確認されたのは今回が初めて。構図と大きさは、岩手県の作品とほぼ同じだが、同作品は茶系統なのに対し、確認された絵は青系統だという。岩手県の作品と同じ、42年ごろに描かれたとみられる。 毎日新聞
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5番目の国立美術館となる「国立新美術館」(林田英樹館長)が21日、東京・六本木に開館する。波打つ形の外観が4700枚のガラスで覆われた地上4階、地下1階の建物は建築家、黒川紀章さんの設計。国立美術館の新設は77年の国立国際美術館(大阪市北区)以来、30年ぶり。新美術館の展示スペースは国内最大級の1万4000平方メートルに及ぶ。
新美術館は既存の国立4館と異なり、作品の収集・所蔵は行わず、企画展開催や美術団体への会場提供に重点を置く。 毎日新聞 21日からの最初の企画展「20世紀美術探検」(3月19日まで)では、セザンヌやピカソから現代までの作品600点が展示される。とのこと。
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明治時代を代表する洋画家、本多錦吉郎(1850〜1921)の風景画「景色」が、府中市のケヤキ並木を描いた作品だったことが、同市美術館の調査で分かったとのこと。また、昨年発見された五百城文哉(1863〜1906)の風景画1点が、小金井市の玉川上水にかかる小金井橋付近を描いたものであることも判明。いずれも、絵と同じ図柄の古い写真が残っていたため場所を特定できたとのこと。 本多の「景色」は、1898(明治31)年の明治美術会創立10周年記念展に出品した作品で、府中市内の民家で94年ごろに発見された。もともとは京都に住む先代が所有していたといい、発見後、本多の代表作の一つとして知られるようになった。一方、五百城の風景画は、「文哉」を名乗る以前の明治20年代に描かれたとみられ、なんらかの展覧会に出品された可能性が高いという。 毎日新聞。二つの作品と写真は、府中市美術館で開催中の「海をこえた出会い」展で展示されているとのことです。3月4日まで。
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アブダビに新設される巨大リゾート内に、パリのルーブル美術館が別館を設置する計画が進んでいるとのこと。同美術館は世界各地で進む「著名美術館の分館構想の一環」だと説明しているが、契約額の大きさにフランス国内の美術関係者からは「文化遺産を売り渡すな」と反発の声も上がっている。 ルーブル美術館の別館建設計画は、すでに仏文化省とアブダビ側が基本合意し、今月下旬にも正式調印される見通し。仏ルモンド紙によると、アブダビが仏側に支払うのは(1)「ルーブル美術館」の名称使用(20年間)で2億〜4億ユーロ(約312億〜624億円)(2)年4回(10年間)の仏国内の美術館所蔵品の特別展示に1億5000万ユーロ(約234億円)(3)仏側が最長10年間、一定数の美術品を貸与する見返りに2億ユーロ(約312億円)(4)仏側が美術館の運営・管理を請け負う見返りに7000万ユーロ(約109億円)など。総額は約7億ユーロ(約1092億円)に上り、フランス文化行政史上最大の膨大な計画となる。このほかアブダビは10年間、年4000万ユーロ(約62億円)ずつ仏美術品を購入する。 毎日新聞 「10年単位の長期貸与で一部を売却、巨額な契約」てことで、金の匂いしかしないような。リゾート計画には、グッゲンハイム美術館の別館誘致も含まれているらしい。ところで、ルーブルって2006年の入場者数が「過去最高の約830万人」だったらしいじゃないですか。よくわからんですが上げ潮?
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