2005年
09/02 カビ対策で石室の冷却開始 高松塚古墳
石室の解体が決まった高松塚古墳で、文化庁は2日、カビの発生を抑えるため、石室内の温度を下げる冷却装置を稼働させたとのこと。カビが発生しにくい10度まで内部の温度を下げる計画で、2006年末にも行う石室解体までの緊急措置。墳丘周囲では、台風にも耐えられる頑丈な覆い屋を建設中で、来週にも完成するとのこと。
共同通信。
09/03 アントニ・クラベ氏死去
92歳(スペインの画家) フランス公共ラジオによると、8月31日、フランス南部サントロペの自宅で死去。
毎日新聞(共同)。
09/03 国重文の船形埴輪、出土地に誤り
宮崎・西都原古墳群(特別史跡)出土の「船形埴輪」と「子持家形埴輪」の出土地点が、通説の古墳ではなく、別の古墳である可能性の高いことが2日、宮崎県教委の調査でわかったそう。
これらの埴輪は大正初期の発掘調査で、西都原古墳群内の169号墳から出土したとされてきた。しかし復元されているものの足りない部分が多く、県教委は99年度から5年間、同古墳を調査。残っていると思われた欠損部分の発見が期待されたが、まったくなかった。
一方、同古墳の180メートルほど南の170号墳では、同県立西都原考古博物館と大谷女子大による調査が昨年度から続いており、このほど両埴輪の破片が複数出土した。また、同古墳の過去の調査状況を撮った写真に船形埴輪らしいものが写っていることから、両埴輪の本当の出土地は170号墳との見方を強めたとのこと。
朝日新聞。いずれの埴輪も、東京国立博物館所蔵。
09/03 イランで近代西洋美術が初公開
欧米国外にある近代西洋美術としては最も貴重とされるコレクションが初めて公開されたとのこと。「モダン・アート・ムーブメント」では、1870年代から1980年代までのパブロ・ピカソ、クロード・モネ、アンディー・ウォーホル、ジャクソン・ポロックらの作品が展示中。1979年のイスラム革命以来、一般に公開されていなかった作品も見られるとのこと。
1日付ロイター通信。
09/04 御願文など重文4点盗難 出雲・鰐淵寺
収蔵庫が荒らされ、国の重要文化財4点を含む計10数点がなくなっていることが分かったそう。
盗まれた重文は「紙本墨書後醍醐天皇御願文」(鎌倉時代)、「絹本著色一字金輪曼荼羅図」(鎌倉時代)、「絹本著色山王本地仏像」(室町時代)、「紙本墨書頼源文書」(室町時代)。重文はほかに4点あったが無事だったとのこと。
共同通信。
09/05 リキテンスタインの作品、女がナイフで切り裂く
オーストリアのブレゲンツ美術館の展示会で3日、ロイ・リキテンスタインの作品「Nudes in Mirror」が女にナイフで切り裂かれる事件が起きたとのこと。作品には各30センチほどの傷がついたが、大破したというほどではなく、修復は可能。同作品には約400万ユーロ(5億5000万円)の保険がかかっているとのこと。
オーストリアの通信社APAの報道によると、女は、同作品は本物ではない、と主張しているそう。一方、展示会の責任者は、「もちろん、作品は本物のリキテンスタインだ」と話している。
4日付ロイター通信。
09/06 ターナー作品が人気1位 英展示絵画対象に投票
投票は7月下旬からナショナル・ギャラリーの協力で行われ、対象は英国内の美術館に展示されているすべての絵画。計約11万9000票のうち、ターナーの「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」(同ギャラリー蔵 1838年)が約3万2000票を獲得してトップになったとのこと。次点はコンスタブルの「干し草車」(1821年)、3位はマネの「フォリー・ベルジェール劇場のバー」(1881-82年)。ゴッホの「ひまわり」(1888年)は6位。
共同通信。BBCラジオが国民を対象に実施した人気投票の結果より。
09/07 国宝「関屋澪標図屏風」の制作年代判明
俵屋宗達が源氏物語を題材に描いた「関屋澪標図屏風」(静嘉堂文庫美術館蔵)は、寛永8年(1631年)の制作だったことが京都・醍醐寺の文書から明らかになったそう。制作年を示す文章が記されていたのは、醍醐寺三宝院の僧、覚定(1607-61年)の日記『寛永日々記』。寛永8年9月13日の条に一行、「宗達筆の源氏物語屏風絵が本日出来てきた。判金一枚。結構な出来である」とあるのを兵庫県立歴史博物館の学芸員、五十嵐公一氏が発見したとのこと。
日経新聞。
09/07 ルーベンスの作品を新たに発見
ルーベンスの絵画「キリスト降架」が最近発見され、今週末からイタリアで展示されるとのこと。7日発行のベルギーの週刊誌「Knack」が伝えた。ルーベンス専門家のジャスタス・ミュラー・ホフステッド教授は同誌のインタビューで、この作品を個人のコレクションの中から最近発見したとし、1602年頃の作品でルーベンスの一連の「キリスト降架」シリーズの1つとみられる、と述べた。ホフステッド教授は、作品の真贋を裏付ける研究結果を週内に発表するという。
ロイター通信。
09/08 大英博物館で古代ペルシア展、イランも協力
核問題で欧米との協議が行き詰っているイランだが、大英博物館で開催される「忘れられた帝国:古代ペルシアの世界」展のため美術品の貸し出しに応じたとのこと。展覧会主催元は、6月に強硬派のアハマディネジャド氏が大統領に選出されたため、展覧会を開催できなくなるのではと危惧していた。
7日付ロイター通信。展覧会は9日から4カ月間にわたり公開され、イランのほか英仏両国から集められた古代ペルシアの美術品が初めて一同に会するそう。展示品の一部は初公開。
09/08 国宝壁画に新たなカビ 解体決定の高松塚古墳
文化庁は8日、高松塚古墳の壁画「白虎」の前脚と尻の部分に黒色や緑色のカビが発生しているのが見つかったと発表したそう。石室内では再三にわたってカビが確認されているが、除去が難しい黒色や緑色のカビが絵の上にできたのは初めてとのこと。無水アルコールの噴霧や筆による応急措置では除去できず、文化庁は専門家と対策の協議を進めている。
共同通信。
09/15 細菌繁殖し壁画に影響 明日香村のキトラ古墳
文化庁は15日、石室内で細菌やカビが繁殖し、極彩色の壁画の一部がぬれたような状態になるなど影響が出ていると発表したとのこと。同庁によると、東壁にある獣頭人身の「寅」の矛を持つ右手が細菌とみられるものでゲル状に覆われ濡れたようになっており、首などにも影響が出ているとのこと。また、南壁の朱雀にも直径約2ミリの細菌の固まりによる点々ができているという。
共同通信。続報:「壁画取り外しの前倒しを含め検討」(9月16日付共同通信)、「壁画に細菌繁殖で現地調査『壁画は憂慮すべき状態』」(9月16日付共同通信) グダグダな展開に突入。
09/16 九州国立博物館 文化交流室 常設展示800件
10月に開館する九州国立博物館は16日、常設展示する文化交流展示室「海の道、アジアの路」の内容を発表したとのこと。宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の「蒙古襲来絵詞」、観世音寺(大宰府市)の国宝「梵鐘」など、九州国博のメーンテーマ「日本文化の形成をアジア史的観点からとらえる」を具体化する作品約800件。
西日本新聞。
09/16 有形文化財で文化審答申
岡山市の「旧日本銀行岡山支店本館」、福岡県大牟田市の「市役所本庁舎旧館」、長野県豊科町の「飯田家住宅主屋」(江戸後期)など135件を登録有形文化財(建造物)とするよう答申したとのこと。登録有形文化財(建造物)はこれで5130件になる。
共同通信。
09/16 墨で花や葉描いた土器出土 奈良時代、福岡の本堂遺跡
福岡県大野城市の本堂遺跡で、花や葉の文様が墨で描かれた奈良時代後半(8世紀後半)の土師器のふたが出土し、同市教育委員会が発表したとのこと。仏画などに用いられる濃い墨と薄い墨を使った繧繝技法で描かれているという。
出土したふたは直径約17センチで、中央につまみが付いている。表は五弁の花を中心に四方に葉のような文様を配置。裏にも繧繝技法ではないが、雲や葉の墨画が描かれている。何に使われたふたかは不明だが、仏画などに通じた人が描いたとみられるとのこと。
共同通信。
09/17 レンブラント自画像が戻る 5年前、衆人環視で強奪
デンマークの警察当局は16日、スウェーデン国立美術館から5年前に強奪されたレンブラントの自画像をコペンハーゲンで回収したとのこと。これに関連して4人を盗品売買の容疑で逮捕した。作品の価値は2億5000万デンマーククローネ(約45億円)という。
自画像はスウェーデン国立美術館に展示されていたが、閉館5分前に押し入ったマスク姿の重武装3人組が、レンブラント自画像とルノワールの作品2点を壁から引き剥がし、持ち去ったとのこと。
16日付時事通信。関連記事:「ルノワールの絵画も発見 ロスで数カ月前に回収」(9月17日付共同通信) 残り1点のルノワール作品も、2001年4月に発見されているとのこと。てことは、すべて戻ったのですね。
09/17 「最古級」天台法具 京で発見 羯磨と飲食器 2寺院で
天台宗の密教儀式・大壇修法に使われたとみられる「羯磨」と「飲食器」が、京都市内の寺から見つかったとのこと。京都国立博物館が天台宗京都教区の依頼で、2002年秋から1年半かけて、京都市内など管内60カ寺すべての宝物を調査。「羯磨」は上京区の護浄院で、「飲食器」は左京区の青蓮院で発見された。
羯磨は四口あり、一口は平安末期、三口は鎌倉初期とみられるとのこと。縦横約10センチの金銅製。東寺所蔵の金銅羯磨(平安中期、重文)が最古とされるが、今回の発見はそれに次ぐ時代。飲食器は八口セット。口径約15センチ、高さ約10センチの金銅製。うち五口は台脚が低く、杯の口が大きい鎌倉前期の形。常楽寺(湖南市)などに残る平安中期のものが最古とみられる。
京都新聞。
09/17 復元肖像画に10億円の値 ティツィアーノ、英で競売
クリスティーズは16日、ティツィアーノ作で、約20年かけて復元された絵画「女性と娘の肖像」を、12月8日に競売にかけると発表したとのこと。ティツィアーノによる女性の肖像画は珍しく、500万ポンド(約10億円)以上の高値で競り落とされる見込みという。
作品は1550年代に描かれたとみられるが未完成で、作者の死後、弟子が上描きする形で女性を天使、娘を少年に描き替えた。その結果、女性の両肩には翼が付けられ、娘も男の子の髪形になった。1946年、ロンドン市内の車庫で見つかった後、エックス線検査で原画の存在が判明。上描き部分を削り取る復元作業に約20年かかった。
共同通信。
09/17 平等院の阿弥陀如来台座から青いガラス玉など630点
装飾品類は、台座中央の飾り板華盤の空間から見つかり、内容は直径約5ミリのガラス玉や螺鈿に穴を開けて銅製の鎖に通した長さ4〜18センチの垂飾約90点、ガラス玉約240点、ガラスの破片約90点、銅の鎖約90点、花形金具約30点など。中国の唐や宋の古銭6枚、高さ6センチと12センチの仏像2体(木製)も見つかったとのこと。坐像の上の天蓋に飾られていた装飾品の部品と見られ、外れたか外した後に散逸を防ぐため台座に納めたらしい。天蓋には現在、垂飾の鎖の一部が残っている。
昨年1月から約50年ぶりに坐像や天蓋とともに修理中、エックス線で確認し、取り出した。前回の修理で台座を解体した際は確認されておらず、納めた時期は不明とのこと。
読売新聞。12月11日まで平等院敷地内の平等院ミュージアム鳳翔館で一般公開されるとのこと。
09/20 与謝蕪村の挿絵版木を発見 京都の古書店に旧蔵
所蔵する奈良大学が20日、発表したとのこと。京都市の古書店に残る約2500点の版木を同大が買い取り、永井一彰教授(近世国文学)らが調査していた。永井教授によると、蕪村の挿絵はこれまで29点確認されているが、印刷に用いた版木が見つかったのは初めて。
挿絵は1771年刊行の狂詩集「勢多唐巴詩」(畠中観斎著)の扉絵で、当時流行した伊勢参りの様子を描いた。同書の版木は6点あり、うち1点の版木に蕪村の挿絵が残っていたとのこと。保存状態も良いという。
共同通信。
09/22 九州国立博物館 「麻布山水図」など購入
日本最古級の水墨画で、正倉院宝物と関連の深い「麻布山水図」、南蛮交易の模様を描いた「南蛮図屏風」など本年度購入した展示品6件を公表したとのこと。「麻布山水図」は8世紀末のものとみられ、麻布の上に山水を背景にして牛、水鳥、草木、波などを墨で描いている。平安時代に成立した大和絵の源流とされ、奈良・東大寺の正倉院にも同時代の同じ構図の山水図が伝わっている。開館記念特別展「美の国 日本」で展示される。「南蛮図屏風」は、「唐船・南蛮船図屏風」と「南蛮船駿河湾来航図屏風」の二種類を購入。
西日本新聞。今回購入したその他の史料は、白衣観音図▽群童遊戯図屏風▽琉球舞楽図巻。
09/23 司馬江漢刊行の写本発見、復刻
世界地図の説明書「地球全図略説」の写本が姫路市内で発見され、同市文化財嘱託調査員が復刻したとのこと。写本は、姫路城主酒井家の家臣だった齋藤家の子孫方から今年四月に見つかった。先祖の一人が筆写したか、写本を入手したとみられるという。
地球全図略説は、寛政四年に刊行された日本初の銅版製世界地図「輿地全図」の増補・改訂版の説明書の一つ。
神戸新聞。
09/23 レンブラント作品と判明 絵画4点、美術館が鑑定
オランダのレンブラント美術館は22日、鑑定していた絵画4点がいずれもレンブラントの作品と判明したと発表したとのこと。4点は、これまで別の画家やレンブラントの弟子の作品とみられていたが、本物ではないかとの見方も強かった。
このうち白い帽子の女性を描いた絵は、19世紀の作者不明の作品と考えられていた。帽子は労働者階級のものなのに高価な毛皮を着ていることから、エックス線で鑑定したところ、毛皮は後に描き直されたことが分かったとのこと。専門家は、絵が描かれた板に、他のレンブラントの作品と同一の木材が使われていることなどから1640年ごろの作品と断定。作品は元の絵に修復された。
共同通信。
09/23 ダ・ヴィンチとの共作絵画か イタリアで半世紀ぶり公開
レオナルド・ダ・ヴィンチが弟子と共作した可能性のある絵画が10月、イタリア中部アンコーナで約半世紀ぶりに公開されるとのこと。この絵は現在スイスのコレクターが所蔵、1949年に米国で公開されたのが最後となっていた。
23日付英紙タイムズなどによると、これまでは弟子の作品とされていたが、最近、米国の著名なダビンチ研究家がダビンチと弟子の共作と新説を提唱したとのこと。絵は「マグダラのマリア」の裸像で1515年に描かれた。
共同通信。あくまでも可能性ということで。
09/26 高松塚古墳壁画の劣化、文化庁がウソ上塗り
文化庁は現在、1987年に刊行した壁画修理の報告書の中で既に「白虎」像の退色などを情報公開しているとの立場をとってきたが、当時の同庁には「退色している」という認識がなかったことが、関係者の証言で明らかになった。また、97年には「壁画は72年の発見当時のまま保たれている」と記者発表をしていたが、この時点では、逆に壁画の状態が変化しているのを認識していたこともわかった。とのこと。
読売新聞。
09/27 日本人の設計事務所に発注 ルーブル美術館別館
フランス北部ノール・パドカレー地域議会は26日、同地域ランスに2009年初めに開館予定のルーブル美術館別館の設計を妹島和世さんと西沢立衛氏の設計事務所SANAAに発注することを決めたそう。設計プロジェクトには世界中から120件の応募があり、SANAAや英国の設計事務所など3社が最終審査に残っていたとのこと。
ルーブル別館(ルーブル2)は昨年11月末に建設が決まり、1億1700万ユーロ(約160億円)の予算で08年末までに完成し、パリのルーブル美術館から作品の一部を借りて常設展示し、3年ごとに作品を更新する予定。
共同通信。
09/27 英美術館、イスラム教徒の反発買うとして彫刻作品の展示中止
テート・ブリテンは、ジョン・ラタム氏による展示作品群の中に「神は偉大なり」と題された彫刻作品を入れないことを決定したとのこと。問題となった作品は、コーランを含む各宗教の聖典を使ったもの。
26日付ロイター通信。
09/28 盗難のミレーの絵画発見 仏東部ランスで
フランス公共ラジオによると、昨年12月に同国東部のランス美術館から盗まれたミレーの絵画「男の肖像」が、ランスのサンレミ大聖堂の中から見つかったとのこと。関係者が大聖堂の照明のスイッチを入れようとして、柱の後ろに放置されたビニール袋を偶然発見。中に絵画が入っていたそう。
絵画は、目録番号は消されていたが、ほとんど無傷のままだったとのこと。推定15万ユーロ(約2000万円)で、若き日のドラクロワを描いたものとされる。1949年から同美術館に展示されていたが、2人組の男が白昼、監視人のすきをついて盗んでいた。近く美術館に戻されるとのこと。
共同通信。
09/29 博物館建設は白紙に NYテロ跡地の再建計画
米ニューヨーク州のパタキ知事は28日の声明で、世界貿易センタービル跡地に予定されていた博物館の建設計画を、事実上撤回する意向を明らかにしたとのこと。
博物館は、テロ犠牲者を追悼する「フリーダムタワー(自由の塔)」(高さ約541メートル)などに隣接して建てられる予定だった。しかし、ベルリンの壁などテロと直接関係のない展示の計画が含まれていたため、一部の遺族から批判が出ていた。
28日付共同通信。
09/30 伊東豊雄氏が受賞 英王立協会ゴールドメダル
王立英国建築家協会は29日、2006年の「ロイヤルゴールドメダル」を伊東豊雄氏に贈ると発表したとのこと。授賞式は来年2月15日に行われる予定。
伊東氏はこれまでベネチアビエンナーレ国際建築展の金獅子賞(2002年)などを受賞。同氏の建築設計には大館樹海ドームパーク(秋田県大館市)、せんだいメディアテーク(仙台市)、長岡リリックホール(新潟県長岡市)、風の塔(横浜市)、大社文化プレイス(島根県出雲市)、八代市立美術館(熊本県八代市)などがある。
共同通信。同協会のロイヤルゴールドメダルはこれまで、日本では丹下健三、磯崎新、安藤忠雄各氏に贈られているそう。






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