小泉斐と高田敬輔 -江戸絵画にみる画人たちのネットワーク-

02/20-03/27 栃木県立美術館

▼時と人物と地域にまたがる画風の伝播と、画人たちのつながりに主眼をおいた展覧会。近江の高田敬輔と下野の小泉斐を中心に、両者の間や前後に位置する画人たちを取り上げています。その顔ぶれは、京狩野に始まり高田敬輔、高田敬輔から曾我蕭白・月岡雪鼎・島崎雲圃へと続き、島崎雲圃は近江から下野へひとっ飛びで小泉斐に辿り着き、果ては谷文晁。多彩です。画人たちの間には、門人だったり、影響を与えたり受けたり、作品を借用したりされたりと、様々な関係が存在していたり。画風のバトンタッチも垣間見れます。
特に目に付いたのは、高田敬輔〜曾我蕭白辺り。ドラッグを注入したかのような山水や、人物描写に共通項あり。影響大。島崎雲圃を介しての鮎画・下野伝播も興味深かったです。鮎は、小泉斐が多数泳がせていました。

▼伝播とつながりが、縦糸と横糸の如く立体的に編み込まれ、展示として昇華されていました。企画や構成が生きており、作品も大変面白く、見応えある展覧会でした。おすすめ。(03/26)

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巡回:04/23-05/29 滋賀県立近代美術館

ローラ・オーエンズ

02/08-03/27 資生堂ギャラリー

▼多方面からの影響を混ぜこぜにしつつ、少女フィルターという名の必殺技を使用。表面に絵具を絞り、フェルトや紙などをあしらい、所々立体化すれば、そこにはローラ・オーエンズの世界が。

▼元ネタは東洋美術か。動物画はピロスマニ?ちょっと違うか。こうもりは、意味関係なく描いてるんだろうなー。など、つらつら探りながら見ました。世界観や色彩など嫌いじゃないです。が、創造の源泉が透ける感覚は、面白くもありつまらなくもあり。諸刃の剣。(03/26)






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