彼女と着物とお正月

アルトリア、遅いな。
って着物着せてもらうとか言ってたっけ・・・。
・・・着物姿か、初めて見るよなぁ。なんか想像できないけど。
いや、可愛いのには間違いないんだろうけど・・・。
・・・っーか、本当に俺のアルトリアさんは
なんであんなに可愛いいんだろうか・・・。
なんかこう、たまに男として困るって言うか、可愛すぎて何をしても
許してしまうというか、むしろ、何でもしてやりたくなると言うか・・・。
ま、まぁ、可愛すぎるアルトリアが悪いんだ。
そうだ、昨日だってー・・・

!!  シッ、シロウ!
こんな所でそれ以上言うのはその、どっ、どうかと思うのですが。

!?・・・アルトリア答えてくれ。いつから、そこに?

は、はい? だ、大分前から・・・。

・・・俺の話、聞いたりとか・・・?

あ、あの。・・・・はい。

うわっ、ちょっ、待て!すごく恥ずかしいんですけど・・・。

そう言われても、シロウが私に気付かないで独り言を続けていたのですから、
こまります。
ーでも、聞けて嬉しかった。・・・シロウ。

そう言って伏せ目がちに頬を紅くして微笑む着物姿のアルトリア。
それはもう可愛くて可愛くて、そんな姿を見せられたら何も言えないと言うか、
言う事忘れるというか、ああ、アルトリア、それ絶対反則。正月早々負け決定。
っーか、勝つの無理。
でも、まあ、こんなアルトリアが見られるのなら勝つ必要ないよな。
そう思いながら、いまだ紅い顔の彼女の手を引いて、神社への道を歩き出した。