徳川美術館は一日、隣接の名古屋市蓬左文庫で開催中の「尾張の茶道と香道」展に、新発見として出品した愛知県知多半島産の常滑焼の伝説的な壺「不識水指 銘ばけもの」について、「作品評価に関する再調査の必要が生じた」として展示を取りやめたとのこと。会期半ばの展示品撤去は異例。外部の専門家から「後世の写し物ではないか」と疑問視する声が出ていた。
中日新聞より。
AFPBB Newsより。
共同通信より。
共同通信より。
三岸好太郎(1903〜34年)の風景画が、札幌市内の個人宅で見つかったとのこと。昨年6月、父親が「三岸の作だ」と言っていた絵が長年、箱にしまってあることを思い出し、東京・高輪画廊に鑑定を依頼。絵に好太郎のサインはなかったが、本物であるとの回答を得た。
描かれているのは道南の大沼公園とみられ、28年(昭和3年)に札幌で開かれた展覧会に出展した「大沼風景」の可能性が高い。大きさは縦33・5センチ、横45・5センチ。キャンバスに油絵の具で描かれている。三岸は31歳で早世したため確認されている作品は300点余と少なく、貴重な1点となる。
北海道新聞より。
共同通信より。 スクラップ2015年3月26日「ピカソ絵画が競売へ、落札額は過去最高更新の見通し」(ロイター)の続報。
13日にロンドンで開かれたサザビーズのオークションで、日本の古美術収集家のコレクションだった「土偶」が、約101万3000ポンド(約1億9000万円)で落札された。落札予想価格7万〜9万ポンドの11倍以上の高額だった。
サザビーズジャパンによると、この「土偶」は縄文時代のもの。サザビーズのオークションに土偶が出品されるのは初めてという。
読売新聞より。
朝日新聞より。
共同通信より。
共同通信より。
共同通信より。
産経新聞より。
日本で最初の女優とされる川上貞奴(1871〜1946年)の邸宅を移築・復元した名古屋市の「文化のみち二葉館」(東区)は25日、邸宅に飾られていたステンドグラスが約80年ぶりに見つかったと発表し、報道陣に公開した。
発表によると、ステンドグラスは縦約1・2メートル、横約0・6メートルで、邸宅建設時の1920年頃、日本のグラフィックデザイナーの先駆けとされる杉浦非水(現多摩美術大の初代校長)が描いたデザインの一部。38年に増改築された際に、外部に流出したとみられ、同館では復元して展示していた。
ところが、昨年5月、市内の骨董こっとう品店から「本物らしきものがある」との情報が寄せられ、調査したところ、ガラスの模様や型、寸法が一致。20年ほど前、京都で行われた骨董品の競り市で、別の業者が入手したが、近年、この骨董品店が手に入れたという。二葉館は骨董品店からステンドグラスを買い戻し、今後、展示方法などについて検討することにしている。
読売新聞より。
共同通信より。