京都新聞より。http://hyakugo.kyoto.jp/にて3月3日から公開とのこと。
産経新聞より。「4月4日から6月30日まで、岡田美術館で特別展示される」とのこと。
京都新聞より。
偉大な業績を上げた写真家に贈られる今年のハッセルブラッド国際写真賞に写真家の石内都さんが選ばれ、6日、授賞式があった。日本人の受賞者は故・濱谷浩氏、杉本博司氏に次いで3人目。
石内さんは、思春期を過ごした神奈川県横須賀市の街を、強い陰影でとらえた写真で本格デビュー。人の体の傷痕や、広島で被爆した衣服を撮った作品で知られる。
ハッセルブラッド社は同国の写真メーカーで、同賞は1980年に始まった。これまで、アンセル・アダムス、セバスチャン・サルガド、ロバート・フランクらが受賞している。
朝日新聞より。
歌川広重(1797〜1858)が天童藩のために描いた浮世絵のうち、これまで存在が明らかになっていなかった作品が新たに見つかり、山形県天童市が今年1月、美術品として取得したとのこと。1854年に藩外の商人の手に渡ったとみられ、天童へ戻るのは160年ぶり。
「天童広重」は、100点以上が残されたと推測されているが、これまでに国内外の美術館などで確認されているのは、県内の9点を含めて41点。42点目となる今回の作品は、市が昨年7月、岐阜県内の画商から話を持ちかけられ、1800万円で購入した。
作品は三幅対。雪の降る東京・品川付近を描いた「東都品川八ッ山」、京都・鴨川の川床で月の下、女性が涼む「京四条之涼」、大阪・天保山が桜で彩られた「浪花天保山」から成る。掛け軸を収める木箱には、「嘉永七年」(1854年)の文字と、現在の山形市にいた紅花商人の名前が記されており、160年前に天童藩から下賜されたことがわかるという。
読売新聞より。3月20日〜4月13日、天童市美術館で公開されるとのこと。
文化審議会は18日、長野県・中ツ原遺跡で出土した「仮面の女神」と呼ばれる縄文時代後期の土偶(長野県茅野市)を国宝に、村上華岳の「裸婦図」(東京・山種美術財団)など美術工芸品50件を重要文化財に、それぞれ指定するよう文部科学相に答申した。土偶が国宝となるのは5例目。一方、昨年8月の火災で松山市・宝厳寺の一遍上人立像が焼失したとみられるため、重文指定の解除を答申した。
また、名古屋市の「徳川園黒門」、神戸市の「五助堰堤」、北九州市の「門司ゴルフ倶楽部クラブハウス南棟」など23都道府県の建造物154件を登録有形文化財とすることも求めた。
読売新聞より。
AFPBB Newsより。
AFPBB Newsより。
プリツカー賞の今年の受賞者に、世界各地の被災者への支援に取り組んできた京都造形芸術大教授、坂茂さんが選ばれた。同賞を主宰するハイアット財団が24日(日本時間25日)発表した。
プリツカー賞は建築学の分野で世界で最も権威があるとされ、日本人の受賞は丹下健三さんや安藤忠雄さん、伊東豊雄さんに続き7人目。
同財団の審査委員会は授賞理由について、「災害支援の建築物にリサイクル可能な紙筒を柱、壁、はりなどに使用、独創性や経済性に優れ、現代のハイテク技術に頼っていない。構造、素材、自然換気、採光などに基づいたデザイン設計は使用する人が快適に過ごせるように力を入れている」としている。
坂さんは1957年、東京都生まれ。94年、ルワンダ難民のために紙の筒でつくったシェルターを提案。95年の阪神大震災でも紙の筒の仮設住宅などを作った。代表作はフランスの「ポンピドーセンター・メッス」など。
産経新聞より。
産経新聞より。
大津市出身の日本画家、故小倉遊亀さん(1895〜2000年)の1934年の院展出品作で、長年所在不明だった「花 其二(そのに)」が、京都大人文科学研究所(京都市)にあったことが、滋賀県立近代美術館(大津市)と人文研の調査で分かった。小倉さんの初期の院展出品作は人物画中心で静物画はなく、同館は「画業をたどる上でも貴重な発見」としている。
「花 其二」は34年の再興第21回院展に「溝上遊亀」名で、2点組で出品されたうちの1点。縦75・5センチ、横97・2センチの絹本著色で、アジサイ、ユリ、ナデシコ、キキョウなどの草花が描写されている。「日本美術院百年史」に白黒の図版が掲載されており存在は知られていたが、院展後は所在不明となっていた。
2008年に人文研が現在地に移転したのを機に、高階絵里加准教授らが所蔵品を調査したところ、裏面に「溝上遊亀」と書かれた絵を発見。同館に問い合わせ、小倉さんの作品と確認された。人文研によると、前身の西洋文化研究所のさらに前身に当たる獨逸文化研究所が1934年開設で、そのころ入手したと考えられるが経緯は不明で、書庫に保管されていたという。
京都新聞より。
奈良県明日香村の国宝、高松塚古墳壁画(7世紀末〜8世紀初め)の保存と活用を考える文化庁の検討会は27日、都内で会合を開き、修復後の壁画を当分の間、古墳に戻さず、古墳外で保存、展示することを決めた。カビなどを抑制する技術の確立や劣化した石材の再生が見込めないため。
同村にあるキトラ古墳の極彩色壁画は既に古墳に戻さない方針が決まっており、国内で2例しかない極彩色壁画はいずれも長期間、古墳外で保存される見通しとなった。
共同通信より。
産経新聞より。
レオナルド・ダビンチ(1452〜1519)の未完の大壁画「アンギアーリの戦い」の下絵の可能性がある絵画が70年ぶりにイタリアに戻り、真作かどうか議論を巻き起こしている。イタリア政府に寄贈したのは、東京都八王子市の東京富士美術館。15年間にわたり、日本国内で眠っていた。
朝日新聞より。