2012年
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11/03 山田洋次さんらに文化勲章 皇居で6人に親授式
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文化勲章の親授式が3日、皇居・宮殿で行われ、映画監督の山田洋次さんや、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発でノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京大教授山中伸弥さんら6人に、天皇陛下から勲章が手渡された。 ほかに受章したのは、国際法学の東北大名誉教授小田滋さん、美術評論家の元京都造形芸術大教授高階秀爾さん、日本画家の松尾敏男さん、植物分子細胞生物学・植物バイオテクノロジーの京大名誉教授山田康之さんの4人。 共同通信より。
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京都新聞より。
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クロード・モネの「睡蓮」が7日、ニューヨークで競売にかけられ、4376万2500ドル(約34億7600万円)で落札された。競売大手クリスティーズが9日発表した。モネの作品の落札価格としては史上2番目の高値という。 今回落札されたのは、200点以上制作された「睡蓮」のうち、1905年に描かれた作品。所有者の資産家女性がニューヨークの私立学校に寄付していた。 モネの「睡蓮」の1枚は2008年、ロンドンのクリスティーズで、4090万ポンド(当時のレートで約86億7千万円)で落札されている。 産経新聞より。
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サントリー文化財団は13日、第34回サントリー学芸賞を発表した。計9人の受賞者と作品は次の通り。 【政治・経済部門】井口治夫・名古屋大教授「鮎川義介と経済的国際主義」(名古屋大学出版会)▽鈴木一人・北海道大教授「宇宙開発と国際政治」(岩波書店)▽待鳥聡史・京都大教授「首相政治の制度分析」(千倉書房) 【芸術・文学部門】堀まどか・国際日本文化研究センター機関研究員「『二重国籍』詩人 野口米次郎」(名古屋大学出版会)▽水野千依・京都造形芸術大教授「イメージの地層」(同) 【社会・風俗部門】酒井隆史・大阪府立大准教授「通天閣」(青土社)▽渡辺一史・フリーライター「北の無人駅から」(北海道新聞社) 【思想・歴史部門】篠田英朗・広島大准教授「『国家主権』という思想」(勁草書房)▽高山裕二・日本学術振興会特別研究員「トクヴィルの憂鬱(ゆううつ)」(白水社) 朝日新聞より。
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AFPBB Newsより。スクラップ2012年9月6日の続報
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日本画家で東北芸術工科大前学長、日本美術院理事の松本哲男さんが15日、死去した。69歳。 今野忠一さんに師事し、院展を中心に活躍。世界三大瀑布を描いた大作のシリーズなど自然や風景を題材に壮大なスケールの絵を描き続けた。1984年「大同石仏」で芸術選奨文部大臣新人賞。93年「グランド・キャニオン」で内閣総理大臣賞。 共同通信より。
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AFPBB Newsより。
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和歌山県日高川町の道成寺が所蔵する南北朝時代(14世紀)の作とされていた県指定文化財の釈迦如来坐像が、木の年輪幅から年代を割り出す「年輪年代測定」の結果、両手は奈良時代後半(8世紀後半)に製作された可能性が高いことが分かり、県文化財センターが20日発表した。 釈迦如来坐像は、腕などを胴体にはめ込む構造。これまで南北朝時代の作とされていたが、年輪年代測定の第一人者、光谷拓実・奈良文化財研究所客員研究員が両手の年輪幅を調べた結果、右手首は722年以降、左手首は721年以降に伐採された同じヒノキで作られたことが判明。 仏像研究の専門家である大阪経済大学の長田寛康教授が製作技法や様式をさらに詳しく調査したところ、8世紀後半の奈良時代に作られた可能性が高まったという。胴体については鎌倉時代と判明した。 産経新聞より。
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剣を持った弘法大師・空海を描いた「秘鍵(ひけん)大師像」としては最古の、鎌倉時代後期〜南北朝時代(14世紀前半)のものとみられる絵が見つかり、京都国立博物館(京博、京都市)が19日発表した。また、同館と出光美術館(東京)が所蔵する南北朝時代の掛け軸が、もとは同じ屏風の一部だったことも判明した。 新発見の秘鍵大師像は縦48センチ、横32センチの絹地に描かれている。818(弘仁9)年に疫病が流行した際、空海(774〜835)が嵯峨天皇の前で「般若心経」の解説をしたところ、疫病がすぐに鎮まったという逸話を描いたもの。現存する秘鍵大師像はほとんどが江戸時代のもので、高野山龍光院(和歌山県)が所蔵する南北朝合一後の室町時代の作が最古とされていた。 朝日新聞より。京博で来年1月8日〜2月11日に開かれる特別展観「国宝十二天像と密教法会の世界」で公開される。
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故マルコス元大統領の不正蓄財を調査する大統領府行政規律委員会は27日、元大統領が政府予算を使って収集したピカソやゴッホなどの名画少なくとも146点が行方不明になっていると明らかにした。 元大統領は約300点の名画を収集したが、政権崩壊時に多くの名画を取り巻きにばらまいたという。行政規律委員会は購入時の手続き書類や配送記録などを基に、不明作品のリスト化を急いでいる。 時事通信より。
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日本芸術院(三浦朱門院長)は11月30日、今年度の新会員として8人を発表した。
12月15日付で文部科学相が発令する。 新会員 山崎隆夫(72)(日本画) 池口史子(ちかこ)(69)(洋画) 神戸(かんべ)峰男(68)(彫塑) 井茂(いしげ)圭洞(けいどう)(76)(書) 池澤夏樹(67)(小説・戯曲) 三浦雅士(65)(評論・翻訳) 市川団十郎(66)(歌舞伎) 吉田簑助(みのすけ)(79)(文楽) 読売新聞より。
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